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Hans J. Wegner (ハンス J ウェグナー)Yチェア

北欧デザインを語る上で、最も代表的なデザイナー、Hans J. Wegner

Hans J. Wegner (ハンス・J・ウェグナー)

Hans J. Wegner (ハンス J ウェグナー)

1914年4月2日デンマーク・トゥナーにて生誕。
コペンハーゲンにある美術工芸学校の家具科で学んだのち、27歳のときにアルネ・ヤコブセンの建築事務所で働くようになります。
1943年〜1946年には自らデザインスタジオを持ちながら自身が卒業した美術工芸学校で教鞭をとり、椅子のデザインを続けます。
現在に至るまでに、ピーコックチェア、ラウンドチェア(ザ・チェア)、Y-チェアなど500種類以上の椅子をデザインし、国内外を問わず多くの展示会に出展し賞を受けています。
その作品はニューヨーク近代美術館を始め、幾多の公共機関にコレクションされています。北欧デザインを語る上で、間違いなく最も代表的なデザイナーです。

Y-チェア

Hans J. Wegner (ハンス J ウェグナー)Yチェア

ハンス・J・ウェグナーの「Y-chair」は、背を支える支柱がYの字であることから名づけられました。
ゆったりした座面の奥行きと背から肘まで緩やかに回り込むようなラインの肘掛けが特徴で、ダイニングでもくつろげるチェアとして、世代を超えて多くの人々に愛され続けています。
デザインルーツは中国、明の時代のチャイニーズチェアとのこと。美しく流れるようなフォルムは軽やかで圧迫感がなく、日本の空間にもしっくりと馴染みます。
座面には耐久力にすぐれたペーパーコード、曲げ木に最も適しているビーチ材を使用。手入れを施すことにより、生涯使い続けることができるチェアです。

Hans J. Wegner (ハンス J ウェグナー)Yチェア

右の写真は、35年以上経過したオーク材のYチェア(非売品)。
このように、使い込むほどに木肌が飴色へと変わり、なんとも味わい深い表情になります。日々の使用によって少しづつ変化していき、愛着も増していく。その過程もまた、醍醐味。
長い時間を経れば経るほど、この椅子の価値も増していきます。

リプロダクト品との違い

Hans J. Wegner (ハンス J ウェグナー)Yチェア

現在立体商標の登録が認められ、同一デザインのリプロダクト品が製造できなくなっておりますが、リプロダクト品との違いを分析しました。(写真は本物となります)
見た目は似ていますが、膨らみの持たせ方にわずかな違いがあります。また素材もタモ材を使用してる商品が多く、本物とは異なります。価格はおよそ2万円前後。素材、加工の粗さからコストダウンされていると推測され、いわば強度や耐久性が犠牲になっていると言えます。

1、本物の背部分は笠木の曲げ木が1本。リプロダクト品は途中にジョイント部分があり美しくありません。
2、脚の断面が本物は比較的綺麗な丸に対し、リプロダクト品は楕円となっております。
3、本物は、足を水平につなぐ貫の膨らみ具合が大きく、リプロダクト品は形状だけでなく、接合部の処理など処理が粗くなっています。
4、リプロダクト品は後脚の背もたれの笠木につながる部分が細く、心もとない。また途中でジョイントされている物もあり、強度に不安が残ります。
5、わずがですが、本物の脚の輪郭線は柔らかい曲線を描きながら下にすぼんでいます。リプロダクト品はすとんと直線を描いています。


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