¥ 68,200
シャープなラインが男性的な印象を与える大きめサイズのペンダント。天井の高い空間での使用に適しています。
【1952年デザイン】
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アルヴァ・アアルトの建築において、自然光と人エの照明の明かりが相互に戯れるように作用することは極めて重要なことでした。光には人と人との距離を縮め、癒しを与える効果があると考えていたアアルトにとって、照明は単なる明かりではなく、彼が理想とするヒューマニズム哲学を表現するための手段でもあったのです。同時に、明かりが灯っている時も消えている時も、アアルトのデザインした照明には、まるで彫刻のような美しさと存在感があります。その形から「手榴弾」とも称される「A110ペンダント」は、1952年にアアルトがフィンランド技術協会のプロジェクトのためにデザインし、アアルトの代表的な建築の一つであるセイナッツァロ役場の会議室でも使用されていました。アアルトがデザインをした他の照明にも見られる特徴として、穴をあけた真鍮のリングをランプシェードの下に取り付けています。下に向けて開口部を設け、リングの穴より光を拡散させることにより、まぶしさを軽減し、さらに穴から 差し込む明かりは光の輪となって放たれます。60年以上の年月を経てもなお、その洗練されたフォルムと優しい光は色褪せることがありません。
真鍮のリングから降り注ぐ柔らかく温かな光
ひとつでも、たくさん並べても
1898~1976年。
1898年フィンランド中西部のクオルタネにて生誕。
20世紀を代表するフィンランドの建築家で自然素材を近代建築へ巧妙に取り入れ、温もりのある作品で知られるモダニズム建築の巨匠です。
人の生活を中心に考えられた建築・家具・照明器具・ガラス器など自然なフォルムでどんな空間でも調和するデザインで幅広く活躍しました。
フィンランドの主要な木材で弾力が強く無垢のままでは成形しにくい白樺材を活用しようと、成形合板や引き曲げの技術を開発し、新しい技術革命を生み出しました。
フィンランドをこよなく愛し、素材を活かした温かなオーガニックデザインで近代的感覚を取り入れた作品を数多く残し、世界のミュージアムにおいて永久貯蔵品と認定されている作品も多数。
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