Aino Aalto / Aino Aalto (アイノ アアルト
1924年より建築家としてアルヴァ・アアルトの建築事務所に勤め、それから長い年月、彼とともに同事務所を率いながら、アルテックの創業と発展に主導的な役割を果たしました。
1894~1949年。
1894年にヘルシンキにて生誕。
1920年にヘルシンキ工科大学を卒業した後、当時ヘルシンキの建築界で名門と謳われていたオイヴァ・カッリオの事務所に勤めます。1924年、建築家としてアアルトの建築事務所に入ると長い間、アルヴァ・アアルトと対等の立場で事務所を率いました。アアルトの事務所が手掛けたサヴォイ レストラン(1937)、マイレア邸(1939)において内装デザインを担当し、一方で彼女自身のプロジェクトとして展覧会の展示デザイン、家具やミラノ トリエンナーレで賞を獲得したiittalaのグラスデザインを手掛けています。そんなアイノ・アアルトはアルテック立ち上げに主導的な役割を果たし、1935年のアルテック創業時はアートディレクターとして、1941年から社長としてアルテックに関わりました。