Cecilie Manz / セシリエ マンツ
芸術家を両親に持つセシリエ・マンツは、幼少期に彼らの作業場でデザインの世界に出会いました。彼女のキャリアは1992年からのデンマーク王立美術院での修学に始まります。ヘルシンキ芸術デザイン大学での一学期間の留学を終えた後、マンツは自身の会社を設立し、以来そのスタジオを中心に活動しています。
1972年~。
1972年デンマーク生まれ。著名な陶芸家であるボディル・マンツを母にもち、幼少期には両親と共に有田町(窯業の産地)で過ごした経験をもつ親日家。
「Everything Is Possible」彼女の信条とするこの言葉のように、その前向きな信念は多くの職人達や芸術家に囲まれて育った彼女の生活環境のなかで培われたものだと言えます。
フレデリシアより発表されたテーブル「MIKADO」で、2004年度Danish Design Awardを受賞。2007年にプロダクトデザイナーとして名誉あるフィン・ユール プライズを受賞するなど、彼女の詩的センスに満ち、アイデアの本質を明確にしたミニマルなデザインは高い評価を受けています。