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セブンチェア・アントチェアの
メンテナンスをしてみましょう

セブンチェア・アントチェアのメンテナンス

デンマークの建築家でありデザイナーであるアルネ・ヤコブセンは、その革新的かつ美しいデザインで世界中のインテリアに影響を与えてきました。彼の代表作の中でも特に有名な「セブンチェア」と「アントチェア」は、その独自のフォルムと機能性で、今もなお時代を超えて愛され続けています。

座り心地の評価も高いこれらのチェアですが、快適な座り心地を維持し長くご愛用いただくためには、定期的なチェックが必要です。以下に簡単なチェックポイントをまとめましたので、ご自宅のセブンチェア・アントチェアもぜひ点検してみてくださいね。

まずはネジの緩みの確認!

チェアをひっくり返し、座面裏のネジ3本の緩みを確認していきます。

セブンチェア・アントチェアのメンテナンス

【1】座面裏のカバーを外します。下につまむように浮かせ、4箇所中2箇所を浮かせると外しやすくなります。

セブンチェア・アントチェアのメンテナンス

【2】座面と脚を繋ぐ3本のネジに緩みがないか確認します。緩みがある場合は締め切ってください。ネジはトルクスネジT30(※1)を使用しています。

セブンチェア・アントチェアのメンテナンス

【3】カバーの取り付けは、ロゴが座面の先端を向くように取り付けてください。

(※1)トルクスネジとは、六角星形のネジの頭部形状の規格のことを意味します。

次にスペーサーの位置を確認!

「スペーサー」は座面裏で脚を固定しているパーツです。しかし、チェアをご使用いただくにつれて、このスペーサーの位置が徐々にずれていくことがあります。位置がずれてしまうとスペーサーと座面との間に隙間ができてしまうため、座面に負荷がかかってしまいます。隙間ができている場合は隙間がなくなる位置へ戻してください。

セブンチェア・アントチェアのメンテナンス

【1】スペーサーと座面の間に隙間がある場合、隙間がなくなる位置まで動かしましょう。スペーサーが動かしにくい時は、座面と脚を固定している3本ネジを少しだけ緩めると動かしやすくなります。

セブンチェア・アントチェアのメンテナンス

【2】前後でスペーサーの位置が異なります。この図面を参照しながら動かしてみてください。

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セブンチェア
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アントチェア開発から3年後の1955年に、アントチェアの不足している部分を補う後継モデルとして「SERIES 7」を発表。アントチェアより一回り大きな背と座を持ち、より座り心地が追求されたセブンチェアは、ミッドセンチュリーデザインの名作の1つとなりました。

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アントチェア
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1952年に発表された、20世紀史に残る名作アントチェア。単体での美しさもさることながら、広い空間に多数並べた時の美しさは他に類を見ません。

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