【SEMPRE 25周年限定アイテム】スツール60 Re-wool

SEMPREの頭文字にはそれぞれキーワードがあります。設立当初よりこれらの意味を心に留め、常に暮らしについて考えてきました。豊かさや心地よさは「自分らしく」が日常に寄り添ってくれているから、なのかもしれません。SEMPREは25周年を迎え、自分らしくいられる暮らしに必要な意味として、キーワードのイメージをArtek・スツール60の張地カラーに落とし込みました。張地は再生ウールを50%使用したKvadrat(クヴァドラ)のRe-wool をセレクト。サスティナブルで豊かな質感の張地です。このスツールがあなたの日常に豊かさをもたらしてくれますように。
センプレには、3本脚のチェアをオススメする理由があります。
Q:3本脚は不安定?
A:いいえ、座れば脚は5本で安定します。
もちろん、子どもがふざけてよじ登ったらひっくりかえります。そのほか、お客様の状況を伺い、オススメしない場合もございます。でも、椅子のデザインの原点は「座って快適なこと」にあります。座れば脚は5本になり、その結果どっしりとした座り心地が得られます。また、カメラの三脚のように、3本脚は床が平らでなくても全ての足が地に着きます。

Q:家族分のチェアを買い揃えたい。3本脚と4本脚どちらがいい?
A:床に並べたときの光景を想像してみてください。
家族分揃えるとなると、たいてい2脚、4脚、6脚と複数になります。
4本脚×4脚=脚が16本並びます。
3本脚×4脚=脚が12本並びます。
比べてみれば、足もとがすっきりすることが分かります。3本脚は空間に余白が生まれる。シンプルなことですが、これが心地よく暮らす、よすがとなります。

SEMPREがオススメする、フリッツ・ハンセンのアントチェア3本脚。
“フリッツ・ハンセンのアントチェア(アリンコチェア)は、 1952年に発表された。デザインしたのはアルネ・ヤコブセンで、20世紀史に残る名作だ。ヤコブセン亡きあと、4本脚のチェアとしてリデザインされたが、オリジナルは3本脚となっている。単体での美しさもさることながら、広い空間に多数並べた時の美しさといったらない。”
-『本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らし』より抜粋
※他カラーのラインナップはこちらよりご確認ください。
デザインとは何か。その原点について。

“センプレを立ち上げたとき、真っ先に扱ったのは、3本脚の椅子だった。アアルトのスツールと、フリッツ・ハンセンのアントチェアだ。デザインとは何か。僕の場合、その答えの原点にあるのがこの椅子なのだ。4本脚こそが椅子の原型とされているが、実は3本脚のほうがデザイン面でも使い心地でもはるかにメリットがあると、僕は考えている。”

“3本脚の椅子なら、デザインが美しく、安定感と座り心地があり、積み重ねることもできる。なによりその軽さが、動かしやすさにつながっている。”
-『本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らし』より抜粋