10種の愛らしい“プチ”皿たち

日本製?外国製?一瞬どちらだろうと考えてしまうような、けれどとにかく、とびきりにかわいい豆皿が東屋から届きました。滑らかな白の磁器にちょこんと佇む10種の絵柄。東屋の丁寧な美しさは変わりませんが、豆皿から醸し出される「大人なお茶目」の雰囲気に、心がくすぐられて止みません。時間を忘れてどれを選ぶか悩んでしまうほど、じわじわとその不思議な魅力に引き込まれてしまいます。
和洋折衷な雰囲気のワケ


石川県小松市の花坂陶石を原料に、古い九谷焼を手本にして作られた豆皿たち。紛れもなく日本製なのですが、漂う「洋」の秘密は中央の絵柄にありました。なんとこれは、フランスの蚤の市で売られていたアンティークのゴムスタンプを元にしたもの。それを石膏型に起こして焼成前の皿に捺し、くぼんだ溝に呉須(青い顔料)を流し入れ、釉薬をかけて焼き上げた「印手(印を捺した絵柄)」なのです。
さらに裏には、高台を囲む繊細なろくろ線と小さく捺された東屋のロゴマークが!手に持った者だけが知ることのできる心憎い施し。見えないところにまで手間をかけているからこそ、「かわいい」だけで完結しない上品な豆皿が誕生するのだと感じます。
暮らしの中に寄り添うような佇まい


なにかと使い勝手の良いサイズ感なので、おつまみ、フルーツやデザート、薬味の小皿など様々な食事シーンで活躍してくれます。中央に向かって緩やかに深くなっている形状なので、醤油などすこし汁気のあるものを入れても大丈夫。気がつけばこの豆皿に手が伸び、食卓で顔を出して待ってくれているような、そんな感覚にさせてくれます。毎日愛用したいと思える理由が、ギュッと詰まっているのです。
かわいくも少しシュールな絵柄
目を凝らして見ないと認識できないほどの「小さな女の子」や、おめでたい席で使いたい「大当たり!」。それぞれに付いたユニークな名前は、人の集まるテーブルでも話題になること間違いなしです。家庭での銘々皿として絵柄違いで揃えるのも◎。見れば見るほど愛着も湧き、大人も子どももつい笑顔にさせてしまう盛り上げ上手な食器。ぜひみなさまも、お気に入りを見つけてみてくださいね。

マラソン

大当たり

サクランボ

ブドウ

イチゴ

アンチョビ

風車

テディ

小さな女の子

木馬