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ナイロビ大学工業デザイン学部の教授に就任したクリスチャン ヴェデルは、教室に学生のための機能的な家具がないことに気づきました。それを解決したのが、彼の作った架台でした。折りたたみ式なので、使わないときは簡単に収納できます。直線的で明快なラインが全体のデザインを際立たせており、人間工学や機能的なデザインに強い感覚を持つ、並外れた建築家によるデザインであることがうかがえます。
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クリスチャン ヴェデルはデンマークの工業デザイナーで、初期のスカンジナビアン・デザイン・ムーブメントの一員でありました。1942年に家具職人としての教育を受け、王立美術アカデミー家具科で学び、1946年にコペンハーゲンの芸術・工芸・デザイン学校を卒業しました。デンマーク家具デザイナー協会の会長代理、デンマーク初の工業デザイナー協会の創立メンバーで会長代理を務めました。1968年から1971年にかけて、ケニアのナイロビ大学で最初の工業デザイン学科を立ち上げました。カーレ・クリントやバウハウスから多大な影響を受けたクリスチャン ヴェデルのスタイルは、素材の創造的な使い方と、機能性や人間工学的な要求を強く意識した「クラシックモダン」でありました。また、1970年代には、メラミンと呼ばれる初期のプラスチックを使用したパイオニアでもあります。2003年3月、80歳で死去。
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