ユーモアと創造性に満ちた対話のラグ
Talk Talkは、スペインを代表するアーティスト兼デザイナー、ハイメ・アジョンによる最新コレクションです。
彼の象徴的なモチーフである「顔」を通じて、アートとデザインの境界を探りながら、視覚的な対話とコミュニケーションの在り方をユーモラスに表現しています。
ナニマルキーナとハイメ・アジョンによる5回目のコラボレーションとなるシリーズとなりますが、ラグがアジョンのアートのキャンバスとして機能していたこれまでのシリーズとは違い、今回はそのアート作品自体がラグという形で具現化されています。つまり、ラグそのものがアートになったのです。
このコレクションに登場する「顔」たちは、ユニークで愛嬌があり、どこか風刺的。鮮やかな色彩とオーガニックなフォルム、大胆な構図が印象的で、見る人とのインタラクションを自然に生み出すデザインです。ラグでありながら、まるで壁に飾るアートのような存在感を持ち、空間に創造的なエネルギーをもたらします。
素材には上質なニュージーランド産ウールを使用し、熟練の職人が一点一点丁寧にハンドタフテッドで仕上げています。
肌触りのよさと耐久性を兼ね備えたラグは、デザイン性だけでなく実用性も兼ね備えた現代的なライフスタイルにフィットする一枚です。
ラインナップ一覧
ブランド・デザイナー
Nanimarquina / ナニマルキーナ
絵画のようなデザインが、お部屋の印象を一変させる
大きな柄、個性的な形、鮮やかなカラー。おおよそラグにらしくない柄を採用するのは、そのひとつひとつに込められた強いメッセージによるもの。宇宙を自然を人の温かみを、常に訴えかけてくるアーティスティックな作品たちです。
Jaime Hayon / ハイメ アジョン
スペイン人アーティスト兼デザイナー
1974年~
ハイメ・アジョンは、1974 年マドリッド生まれのスペイン人アーティストでありデザイナーです。フランコ没後、フレッシュかつダイナミックな国として成長するスペインで、自由な空気の中アジョンは育てられました。細やかさと大胆さを併せ持ち、さらには風変わりなイメージが差し迫ってくるような今日のハイメ・アジョンの作品が創り出されるベースには、彼が10代の頃に没頭したスケートボードカルチャーやグラフィティアートがあるといえます。アジョンはマドリッドとパリで工業デザインを学んだ後、1997年にはベネトンによって創立されたデザインとコミュニケーションのためのリサーチセンター「ファブリカ」に加わり、高名なクリエイティブディレクターであり活動家のオリビエーロ・トスカーニと共に仕事をしました。彼が研究生というポジションからデザインの責任者へと抜擢されるまでには、さほどの時間を要しませんでした。それから8年後、人気に火がついたアジョンは、デザイナートイのコレクションに始まり、陶器や家具、インテリアデザインやインスタレーションへと活動の領域を広げていきました。