ダイニングテーブルにも、リビングルームにも
すっきりしたラインとシンプルな構造が特徴的な「65 チェア」。 バーチ材の合板によるやや低めの背もたれは、テーブルや机の下に椅子をしまいやすく、 さらに人の身体に沿うよう緩やかにカーブを描き、腰掛ける人の背中を優しく受け止めます。
チェアがテーブルに合うか確認しましょう。
チェアを選ぶ際、ダイニングテーブルとのサイズ関係にも注意をしましょう。テーブルのサイズと仕様によっては、テーブルの脚間に収めたいチェアが入らない場合もあります。ですので、テーブルの脚間とチェア幅を測ってきちんと収まるか確認してください。
また、テーブルの高さとシートハイの差尺は27~30cmを目安にしていただくと快適にお使いいただけるかと思います。
シンプルな作りですが、とても丈夫
背は積層合板、座はフラッシュ構造で作られています。コンパクトかつ軽量で、芯材までバーチ材を使用しています。ビスで組み上げるシンプルな構造で、梱包をミニマムサイズにし輸送にかかるCO2排出量削減に貢献しています。実用性はさることながら、無駄を削ぎ落としたシンプルさと、アルテックを象徴する有機的なフォルムとLレッグがとても魅力的。まさに使いやすさと美しさが同居している素晴らしいチェアなのです。座面裏にはアルテックの正規品である証のラベルも付いています。
座面と素材と仕上げ
チェア65の座面にはバーチのほかに「リノリウム」と「ラミネート」の仕上げがあります。一見似ているこの2つの仕上げ。しかし原材料が異なるので、質感も全くの別物なのです。まず「リノリウム」とは、亜麻や木粉などの天然材料を用いた自然素材のこと。燃やしても水と二酸化炭素しか排出されないことから、人体や環境に優しい素材として約160年前にヨーロッパで発明されました。触ってみるザラっとしておりマットな印象です。
続いて「ラミネート」。これはHPL(ハイプレッシャーラミネート)のことで、正確には「メラミン樹脂、フェノール樹脂を特殊な紙に含浸させ、それを何枚も重ね合わせて高温高圧で積層形成したプラスチックの板」のこと。熱に強く、表面が硬いので傷が付きにくく、汚れも付きにくいのが特徴です。
座面は無垢の集成材をロの字型に枠組みし、上下を合板で挟んだ「フラッシュ構造」。表と裏に同等の素材の板を使用することで反りにくい工夫がされています。
ラミネートとリノリウムの木口には、素材の断面が剥き出しにならないよう無垢の単板が巻かれています。座面の素材が異なるだけでも印象が変わってきますので、ぜひお部屋の雰囲気にあわせてお選びください。
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artekのアアルトデザインの製品の多くは、お客様組立てとなっています
アルテックのアアルトデザインの多くの製品は、お客様自身で組立てていただく仕様となっています。ビスなどのパーツも全て同梱されておりますので、組立て説明書をよくご覧いただいて手順通り組立ててください。
座面の硬さが気になる方は、シートクッションとの併用もおすすめです
チェア65は板座のため、長時間着席していると座面の硬さが気になる場合があります。そんな方には、シートクッション との併用がオススメです。高密度ウレタンの中材を使用し、置くだけでより快適な座り心地が実現します。