日本の建築から着想を得た、ミニマルなラウンドテーブル
Karimoku New StandardのSpectrum(スペクトラム)は、柔軟性の高い現代の作業環境に対応するためにデザインされたテーブルシリーズです。2013年にデビッド・ゲッケラーとフランク・ミヘルスが設立したベルリンのデザインスタジオ、ゲッケラー・ミヘルスによって手掛けられました。
この美しくミニマルなシルエットは、日本建築からインスピレーションを得て作られたもの。円形のテーブルは、お部屋の中で柔らかい雰囲気を演出しながら、インパクトも与えてくれます。
食事も、作業も、このテーブル一つで
ホームユース、オフィスやホスピタリティスペースでの様々な用途で使うことを想定されたテーブルなので、ダイニングテーブルとしてはもちろん、ワークデスクとしても活躍します。直径120cmのテーブルは、3〜4人でのご使用がおすすめです。
作業をした後にそのままテーブルで食事をとるなど、一つのテーブルを兼用することでお部屋の省スペースにも繋がります。
カリモクニュースタンダードのチェアとはもちろん、Artekの66チェアや69チェア、Vitraのスタンダードチェア、ソフトシェルチェアなど、人気のチェアとも相性ぴったりです。
国産木と向かい合うものづくり
スペクトラムラウンドテーブルは、国産のナラ材を用いて作られています。均一ではない木目や節なども天然素材の持つ個性として積極的に取り入れ、美しいだけでなく環境にも配慮されています。これぞ、1940年から続く木製家具メーカー・カリモクのノウハウによって成せる技です。
ディテール
天板の厚さは約3.4cm。ナラ集成材の両面に薄く貼られた同素材の単板のおかげで、美しい表情に仕上げられています。
天然木の特徴でもある歪みや反りをおさえるための反り止め加工が施されています。また、脚は面取り加工(※1)により、やさしさと心地よさが感じられるデザインです。
※1:部材の角を45度に削り落とす加工方法。
同シリーズで長方形のテーブルもあります