伝統と信頼、こだわりの品質管理
スウェーデンでは知らない人がいないと言われるほどのクリッパンは、130年以上の歴史を持つテキスタイルブランドです。その人気の秘密は紡績から製品作りまでを自社工場で行い、一貫した品質管理のもとに作り出される質の高い製品たちにあります。特にブランケットは羊毛選びからこだわり、その伝統や知識、知恵を生かしたものづくりが行われています。
また、ミナペルホネンの皆川明やウィリアム・モリスなど人気デザイナーとコラボし、個性的でハイセンスなデザインを多く生み出しているのも特徴。伝統的なモチーフやモダン柄、動物や自然をあしらった愛らしいパターンなど北欧らしい美しいデザインが魅力的な製品たちは、世界中の人々から愛されています。
ご存知でしたか?
ブランケットとスローケットの違い
「ブランケット」と「スローケット」。同じような大きさで見た目にも大差ないけれど、2つの違いはいったいなんなのでしょう。実は、厚みの違いにあったんです。
「スローケット」はドビー織機を使って、空気をふくませながらゆったりと織られています。そのため、毛布のようなモコモコとした感じが少なく、ソファで膝にかけたり、外出先でちょっと寒い時に肩から羽織ったり、首元に巻いたりと幅広い用途で活躍します。
「ブランケット」は目がぎっしりと詰まったジャガード織。ウールの糸と糸の間に空気の層がしっかり入り込んで熱を逃がさない構造になっており、空気をたっぷり含み温かいのが特徴です。
ブランケットはこちら
動きやすさやファッション性を重視するならば「スローケット」、防寒性能を重視するならば「ブランケット」といった使い分けがおすすめです。
様々な用途で使えるスローケット
ブランケットのシングルサイズとほぼ同じサイズのスローケット。ゆったりと織り上げているので、ブランケットよりも約30%くらい軽い仕上がりです。
この軽さと薄さなので、ベッドスローとしてはもちろん、リビングのソファでうたた寝する時や、寒い朝にバルコニーでコーヒーを飲んだり、外出する時にさっと羽織ったりする時にも大活躍。
大きいのに軽くて持ち運びやすいスローケットは、生活に欠かせない頼もしいアイテム。家族でも一人一枚持っていると、インドアでもアウトドアでも大活躍してくれます。
お手入れ方法
化学繊維ではない100%天然のウールを使用しているからこそ、摩擦で使い始めは毛玉、遊び毛がでます。普段のお手入れ、季節の終わりにしまう時のお手入れにより、本来の品質を保つことができますので、ぜひ下記の3つのお手入れを行い、長くご愛用ください。
(1)使用後:日陰干しをして通気性を良くしてください。ホコリや多少の汚れは、パタパタとはらってください。
(2)汚れ:汚れがついた箇所を湿らせたタオルでやさしく押したたき、その後、通気性の良いところで陰干しし、十分に乾燥してください。
(3)毛玉や毛並み:KLIPPANのウールコームで少し寝てしまった毛、ほこり、毛玉をていねいにとかしてあげることで、毛並みがよみがえり長くきれいに使えます。
洗濯表示ラベルについて
すべてのKLIPPANウール商品は「手洗不可」を推奨しております。理由は、「水洗いは縮みや色落ち、フワフワ感と外観の劣化」の原因となるからです。
羊の毛を覆っているウロコ状のスケールが水を含むと立ち上がり、手でもみ洗いすると、スケールが絡み合い、目が詰まりフェルト状になります。また、水洗いによりウール表面をコーティングしているラノリンも落ち、ウール本来の機能が落ちてしまいます。ウール商品は、ラノリンにより汗や汚れをはじき、ウール本来のふんわり滑らかな肌触りを保っています。
※ウール本来の素材感や機能を長く保てるように、洗濯(ドライ)回数をできるだけ少なくすることをお勧めしています。そうすることで、水やケミカル洗剤の使用量も少なく済みます。
※一部の商品で、洗濯表示が変更されていない場合がございますが、上記と同様のお手入れをしていただけますようお願いいたします。