日常に、織りと色の美しさを。
暮らしに寄り添う名作チェアたちに、テキスタイルの彩りと快適さを添えるために、minä perhonen(ミナ ペルホネン)のオリジナルファブリック「dop(ドップ)」を贅沢に使用した、センプレオリジナルの「マッシュルームスツール用カバー」ができました。
カバーを付けることで、愛用しているスツールに新たな魅力を加えるだけでなく、座面の摩耗を軽減でき家具の寿命を延ばす効果も。大切な家具を長く使うために、カバーを取り入れてみませんか?
「dop」とは?
minä perhonenが開発したオリジナルファブリック「dop(ドップ)」は布の「経年変化」を楽しむという、これまでにない発想から生まれた素材です。
特徴は、表と裏で異なる色糸を使って織られていること。使い込んで表面が擦れていくことで、徐々に裏の色が浮かび上がり、唯一無二の風合いに変化していきます。使うほどに、自分だけの色が現れる。時間の経過がデザインの一部となる「dop」は、長く大切に使いたくなるテキスタイルです。
また、張地としての耐久性にも優れ、家具やクッションなど、日常使いのアイテムにぴったり。デザインと機能を両立する、minä perhonenならではの「物語のある布」です。
使用イメージ
スツールのカバーを替えるだけで、家具そのものを買い替えなくても、季節の移ろいやイベントに合わせた模様替えが気軽に楽しめます。家具を長く使いながら、雰囲気だけを変えたい・・・そんな時にもぴったり!
家具の買い替えに比べて経済的でエコな選択としてもおすすめです。
インテリアのアクセントとしても優秀で、差し色やテーマカラーに合わせて選べば、部屋全体の印象づくりにも効果的。「ミナ ペルホネン」のファブリックは、個性的で豊かな表情を持っているので、まるでアートピースのような存在感を放ちます。
また、クッション付きのマッシュルームスツールだけでなく、木製座面のMUKUにもご使用いただけます。
デザインに込められた想い
・tambourine(タンバリン)
皆川明さんの心にふと訪れた、小さな粒の輪。それが「tambourine」という柄の始まりでした。なぜこの模様が生まれたのか、ご本人にも分からない。ある日ふいに頭に浮かび上がり、自らの意志で紙の上に現れたかのような、不思議な出会いだったと語られています。
一つひとつの粒は、あえて不完全な円。そのわずかな揺らぎが、見る人の心のリズムと自然に重なり合い、共鳴するような優しさを湛えています。人の手が描いた温度と、静かな気配が漂うテキスタイル。控えめながらも確かな存在感があり、空間にやわらかなリズムをもたらします。
・choucho(チョウチョ)
ミナペルホネンを象徴するデザインのひとつ「choucho」。レースや刺繍に多い繰り返しのパターンとは異なり、自由に空を舞う蝶の姿を、テキスタイルの上にそっと描きました。互いを意識しつつも、それぞれの時間を楽しんで飛び回る蝶たち。間の取り方や向きの一つひとつに、優しい物語が宿ります。
ある子どもに「なぜ羽が2枚しかないの?」と尋ねられた時、皆川さんは「空想の世界では、現実と違っていいんだよ」と答えたそうです。観察力や好奇心が、自由な想像の世界へとつながるように。ブランド名の「perhonen」も、フィンランド語で「蝶」を意味します。この蝶はこれからも、空想の羽をつけて、軽やかに、世界のどこかで心を和ませてくれることでしょう。
・light berry(ライトベリー)
たっぷりと光を浴びて実った、小さなベリー。森の中、木漏れ日を受けて静かに輝くその実に、そっと手を伸ばす休日のひとときをイメージ。「light berry」は、甘酸っぱい味わいと香りに満たされるような、空想の豊かさを描いたテキスタイルです。
「可愛らしいものは、自分には似合わない」そう思っていた子ども時代。ハートやお花、イチゴなどを遠ざけていた日々すらも、今では甘酸っぱい思い出に。だからこそ今、大いに空想を羽ばたかせ、愛らしさに心をゆだねてみたい。そんな「ちいさな希望の光」が宿るようなデザインとして、「light berry」はそっと背中を押してくれます。
お手入れのこと
カバーは全周にゴムが入っている仕様なので、工具なしで簡単に取り付け、取り外すことができます。ドライクリーニングが可能で、お手入れがしやすいのも嬉しいポイントです。
ラインナップ
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