ウィンザーチェアは、1938年にデンマークの家具職人フリッツ・ヘニングセンによりデザインされました。ウィンザーチェアFH38は、18世紀初頭にイギリスで誕生したこの椅子の原型がそうであったように、今日でも斬新な作品です。 この椅子の随所に職人のこだわりと高みを目指した挑戦が見受けられます。卓越した職人技術を製作に必要とするこのウィンザーチェアからは、ヘニングセン自身が家具職人であり、素材の可能性を追求するデザイナーであったことが見てとれます。肘掛け上部の有機的なラインと木材と木材のジョイント部には、「フィールテスト」と呼ばれる方法の手作業によるサンディングが施されています。この工程により、一点一点が唯一無二の存在で美しい外観であるだけでなく、長きにわたり培われてきた伝統的な職人の技が光る作品となっています。
【1938年デザイン】
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