デンマーク国営放送局のロビーのために製作されたシリーズ
ヴィルヘルム・ラウリッツェンは、デンマーク国営放送局(Danmarks Radio)のためにコペンハーゲンのラジオハウスを1945年に設計しました。この歴史的建造物内部のすべての家具と照明を特別に製作したラウリッツェンが、壮麗なロビーのためにデザインしたのがFoyerシリーズです。
「VLA75 Foyerソファ」、「VLA76 Foyer ラウンジチェア」、「VLA77 Foyer ベンチ」で構成されるこちらのシリーズは、2022年設立100周年を迎えたデンマークのVilhelm Lauritzen Architects(ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ)とカール・ハンセン&サンの密接な協働により生産が開始され、多くの方にお使いいただけるように初めて発売されることになりました。
オリジナルのデザインに敬意を表して復刻されたFoyerシリーズには、FSC®認証を受けたオーク材と天然皮革の張地が使用されています。また、Foyerシリーズは現在もデンマーク王立音楽院となった象徴的な建物ラジオハウスで使用されています。
細部にまでオリジナルデザインを再現
Foyerシリーズは、いずれもオーク材のフレームと、革張りの座面・背もたれが浮いているかのような独特の相互作用を生み出していることが特徴です。
高品質な素材の組み合わせ
真鍮のネジが見えるエレガントな革張りで、丁寧に仕上げられています。座面や背もたれには手作業で作られたボタンが施されており、その張り込みには手間のかかる精密な作業と職人技が要求されます。
快適性と機能性、高い耐久性を備えたデンマークデザイン
3つのパーツから成るソファとチェアのアームレストと脚は、継ぎ目が目立たないよう細心の注意を払って手作業で磨き上げられています。このシリーズのスタイルは繊細ですが、そのデザインの核にあるのは、柔らかな座面と背もたれによる心地よさです。