あらゆる角度で空間を照らす、軽やかなウォールランプ
上:265 下:265 small
「265 Small」は、Paolo Rizzatto(パオロ・リザット)が1973年にFLOSのためにデザインした「265」の最新モデル。「265」のアイコニックなデザイン、素材、カラー仕上げを踏襲しながらも、よりコンパクトなプロポーションに生まれ変わりました。アームの長さもオリジナルの245cmから150cmへと短くなっています。
マルチアングルで回転するヘッド部分と長くて調節可能なスイングアームにより、まるで重力に逆らっているかのような印象の軽やかなウォールランプです。
半世紀の時を経て実現した、待望の「クロマティカ」カラー
デザイナーのパオロ・リザットは「265」をデザインする際に、赤はヘッド、青はコネクティングアーム、黄色はカウンターウェイト(重り)というように照明器具を構成する3つのパーツを原色で区別していました。しかし、当時はこの3色カラーでの製品化は実現せず、ホワイトとブラックの2色のバリエーションで生産されていました。
その後、約半世紀の時を経て、リザットの最初のアイデアである赤青黄の3色を使った「Chromatica(クロマティカ)」がついに登場。
この3色のカラーは照明器具を構成するそれぞれのエレメントの形状を際立たせており、色は単なる装飾ではなく、各パーツの機能を明確にする大切なデザインツールだということを実証しています。