フィンランドでも定番
シンプルなアアルトデザインのテーブル
モダニズムデザインの巨匠であり、フィンランドを代表する建築家兼デザイナーのアルヴァ・アアルトによってデザインされたシンプルな形のダイニングテーブル。北欧では、住宅はもちろん、カフェやミュージアム、学校や病院など、多くのパブリックスペースでも使用されています。フィンランドバーチのナチュラルさや素材を活かした丈夫な作りのテーブルは、1935年に発表されて以降も長く愛される名品です。
また、フィンランドのヘルシンキを舞台にした映画「かもめ食堂」でもこのテーブルはたくさん登場します。北欧の有名なプロダクトを使用するという条件のもと撮影されたそうで、フィンランドでは日常的に使用されているということが伺えます。
普段のコーヒーや食事もこの美しいテーブルの上で堪能すれば、かもめ食堂の世界にトリップしたような気持ちが味わえるかもしれません。
豊富なサイズバリエーション
サイズは全部で12種類。ファミリーやカップル、一人暮らしの方など、使用人数や用途に合わせて豊富なサイズからお選びいただけますよ。シンプルで美しいデザインなので、あらゆる空間やお手持ちの家具に馴染みやすいのも魅力的です。
用途別 サイズイメージ
下記を目安に、用途や置きたいスペースに合わせてサイズをお選びください。
最もコンパクトなサイズ。一人用のワークスペースや作業用テーブルとして。
小さなサイズ感ですが2人用のテーブルとしてもご使用いただけます。一人暮らしでもテーブルが欲しい、スペースが狭い、ダイニングとは別にカフェテーブルがほしいなど。そんな方にオススメのサイズです。
ワークデスクや作業テーブルとしての活用がオススメです。対面で使用すると向かいの人との距離が近く、また食器が置ききれない場合もありますが、長手の1辺を壁付けにしてカウンター風に2人並んで使うこともできます。
80Aよりも横幅が20cm小さめなサイズ。80Aを置くと少し大きく感じるようなコンパクトなスペースに、作業用テーブルとしてお使いいただけます。
一般的な4人用テーブルに比べてややコンパクト。4人で使用するには少し窮屈ですが、2人で使うとかなり余裕のあるサイズ感です。普段は2人使いで来客時にスツールなどのサブチェアを合わせるなんて使い方も良いですね。
4人用ダイニングテーブルの最もベーシックなサイズ。使いやすいサイズ感なので、ダイニングテーブルとしてはもちろん、オフィスなどでも。
82Bに比べて横幅が長く奥行きが狭いため、スタイリッシュな印象です。奥行きがあまり取れない空間でも収まりやすいサイズです。
4人でゆとりを持って使えるサイズ。81Aに比べて奥行きが10cm広いので、ダイニングではもちろんですが、オフィスの作業用のテーブルとしても活躍します。
一般的な6人掛けサイズのテーブル。一辺に3脚のチェアがしっかり収まります。奥行きにもゆとりがあるので、センターに大皿などを置いてもゆったり使用できます。
120cmの正方形サイズ。単体で使うだけでなく、半円形「テーブル95」や長方形「テーブル80A」と組み合わせていただくことで、幅広いシチュエーションでお使いいただけます。
ゆとりのある広めの住宅、会議室や食堂のテーブルとしても活躍します。チェアを3脚並べて置いてもかなりゆったりと過ごすことができます。
とても大きなテーブルなので、どちらかというと住宅よりオフィスやパブリックスペース向け。会議室やオフィスのコミュニケーションスペースでの活用がオススメです。
ご使用中のチェアに合うテーブルの選び方とは?
テーブルを選ぶ際は、チェアとのサイズ関係も確認しておくことが大切です。テーブルの脚間にチェアが入らない!ということがないように、テーブルの脚間とチェア幅を予めご確認ください。テーブルに対してのパーソナルスペースは1人あたり最小で「横幅60cm・奥行き40cm」が目安です。
※イラストはチェア66の場合を想定しています。
脚がテーブルの端にあることのメリット
アアルトデザインのテーブルシリーズは、4本の脚がテーブルの端についています。そのためテーブルの脚間が広くなり、チェアが収まりやすくなるのです。選べるチェアの幅も広がるので、家具選びもより楽しめそうですね。
天板の仕上げ×脚部の組み合わせ
天板は「バーチ(ナチュラルラッカー塗装)」のほかに「ブラックリノリウム」「ホワイトラミネート」「グレーラミネート」仕上げがあります。
「リノリウム」とは、亜麻や木粉などの天然材料を用いた自然素材のこと。燃やしても水と二酸化炭素しか排出されないことから、人体や環境に優しい素材として約160年前にヨーロッパで発明されました。触ってみるザラっとしておりマットな印象です。
続いて「ラミネート」。これはHPL(ハイプレッシャーラミネート)のことで、正確には「メラミン樹脂、フェノール樹脂を特殊な紙に含浸させ、それを何枚も重ね合わせて高温高圧で積層形成したプラスチックの板」のこと。熱に強く、表面が硬いので傷が付きにくく、汚れも付きにくいのが特徴です。
グレーラミネート素材には、イタリアのArpa(アルパ)社が独自に開発した最先端の「FENIX NTM(フェニックス)ラミネート」を採用しています。
すべての天板の木口には、素材の断面が剥き出しにならないよう無垢の単板が巻かれています。脚部は全てラッカー塗装です。素材が異なるだけでも印象が変わってきますので、ぜひお部屋の雰囲気にあわせてお選びください。
【日常のお手入れについて】
・バーチ
水で薄めた中性洗剤を使い、固く絞った柔らかい布で拭いてください。洗剤や水拭き後は、擦りすぎないよう注意しながら乾拭きしてください。家具の上に電化製品を長時間置く際は、跡防止のため敷物を使用しましょう。
・ブラックリノリウム
マイクロファイバーの布で毎日表面のほこりを払いましょう。必要に応じて、水で薄めた中性洗剤を含む柔らかい布で拭き、乾かしてください。手垢が目立つ場合は、洗剤を薄めずに少量布に取り拭き取ります。仕上げに水拭きし、しっかり乾かしてください。
・ホワイトラミネート
湿らせた柔らかい布で拭くだけで日々のお手入れは十分です。洗剤を使う場合は研磨剤を含まないものを選び、水拭き後は空拭きしてください。ラミネート部分は摩耗防止のため素焼き陶器を直接置かず、酸性洗剤の使用も避けてください。付着した場合はすぐに拭き取りましょう。
・グレーラミネート
ぬるま湯で絞った布で拭き、必要に応じて刺激の少ない洗剤を使ってください。研磨クリームやタワシは表面を傷める恐れがあるため避け、湿らせたメラミンスポンジで週1回のお手入れがおすすめです。引っかきキズは湿らせたペーパータオルを置き、低温アイロンで8〜10秒かけた後、マイクロファイバークロスで拭き取ります。汚れは早めに洗い流し、柔らかい布で乾拭きしてください。
シンプルな作りですが、とても丈夫
テーブルの天板はバーチ材を枠組みし、上下に薄い板を貼った「フラッシュ構造」で作られています。そのため大きなテーブルも軽量化ができ、掃除や模様替えなどの際も楽に移動させることが可能。ビスで組み上げるシンプルな構造ですがとても丈夫です。
またお客様自身で組み立てていただくことによって梱包をミニマムサイズにし、輸送にかかるCO2排出量削減に貢献しています。天板裏にはアルテックの正規品である証のラベルも付いています。
組み立てについて
アルテックのアアルトデザインの製品の多くは、お客様自身で組み立てていただく仕様となっています。ビスなどのパーツも全て同梱されておりますので、説明書をよくご確認の上、組み立てをお願いします。
ドライバー1本で簡単に組み立てることが可能ですが、ご自身での組み立てが難しい場合は完成品もご用意しております。完成品をご希望の場合は別途費用を頂戴しておりますので、詳しくは各商品ページをご覧ください。
※天板裏面の仕様は、種類によって異なります。
脚カットのサービスも承っております
ダイニングテーブルの脚をお好きなサイズへカットすることも可能です。脚をカットすることで子ども用の勉強机などにもカスタマイズできる柔軟性と汎用性を備えています。
カットをご希望の際は、こちらの商品を一緒にカートに入れていただき、「ご購入手続き」の備考欄に、座面を含めた希望の高さを明記してください。
同シリーズの子どもテーブルもご用意しております
アルヴァ・アアルトがデザインした子供用テーブルは、住まいの子供部屋から図書館などの公共空間まで、あらゆる環境や用途に応える高い汎用性があります。
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