■Achille Castiglioni アキッレ・カスティリオーニ
ミラノ工業大学建築学科を卒業。兄のリヴィオ・カスティリオーニ、ピエル・ジャコモ・カスティリオーニの事務所で、建築、インテリア、展示会のデザインから家具や小物にいたるまで、様々な設計を行ってきた。兄リヴィオの独立後は、兄ピエル・ジャコモとともにFLOS創業期より活躍。ARCO をはじめ数々の名作を残した。また、 1956年創設の ADI ( イタリア・インダストリアル・デザイン協会 ) の創設者の一人でもある。イタリアデザイン界の巨匠であり、現在活躍するデザイナーたちに多大な影響を与えたデザイナーといえる。
■Pier Giacomo Castiglioni ピエル・ジャコモ・カスティリオーニ
1937年ミラノ工業大学建築学科を卒業。 1938 年建築家カルロ・パガーニとの共著 「Fifty Significant Squares in the Milan of the Future 」でミラノの都市計画に問題提起をする。同年、ミラノに兄リビオ・カスティリオーニ とArchitecture, Urban Buildings and Research into Industrial Design を設立。 1944 年には弟アキッレ ・カスティリオーニも参画。 1952 年にリビオが独立し、1957年コモにて「Colors and Forms in Today‘s Home 」展を開催。ミラノ工科大学 で教授として教鞭をとり、 1964 年第 13 回トリエンナーレの実行委員となる。1940 年以降 ミラノトリエンナーレで毎回展示をし、コンパッソドーロで数多く受賞する。