1970年コペンハーゲン生まれ。
デンマーク人の父と英国人の母を持ち、両親の二つの国で教育を受けました。1996年に自らのデザイン・スタジオを開設して独立、家具と照明を中心にデザイン活動をおこなってきましたが、最近は他のプロダクトやインテリアデザインにも活躍の場を広げています。
実験的で、遊び戯れるようなタッチを感じさせるルイーズ・キャンベルの作品は、日常のありきたりの生活用品に刺激を加味しているだけでなく、素材や製造プロセスにも新しい方向性を示し、近年特に高く評価されています。女性らしさ、スカンジナビアの合理主義的な側面、そしておそらく二つの国を母国として育った環境が、彼女のデザインに非凡な個性を刻印しているのでしょう。彼女が作る作品には常に何らかのコントラストが感じられます。
2004年フィン・ユール建築賞、2005年iF賞金賞など数々のデザイン賞受賞。