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NIKARI

NIKARI / ニカリ

素材である木の良さを活かしつつ、生活に馴染むデザイン

Kari Virtanen(カリ・ヴィルタネン)1967年にフィンランド・セイナヨキに工房を設立。長きにわたりアルヴァ・アアルトのプロジェクトに携わります。その傍らでカイ・フランクからプロダクトデザインの手解きを受け、独自のコレクションを発表。現在は世界のデザイナーと多くの作品を発表し、世界的な評価を得ています。

NIKARI

NIKARI / ニカリ

名工 カリ・ヴィルタネン(Kari Virtanen)
NIKARI(ニカリ)は1967年に若干19歳の木工職人カリ・ヴィルタネンによって始められた小さなアトリエでしたが、設立後間もなくアルヴァ・アアルト設計事務所からアアルト・センターのプロジェクトを任されます。図書館の家具から劇場の音響壁+A21面というあらゆる分野の制作に約7年間にわたって携りました。
そして交流のあったカイ・フランクからプロダクトデザインの手解きを受けたことにより、自らデザインを手掛けた家具を発表します。
現在もヘルシンキ現代美術館の為にデザインされたKV Seminar Seriesなど彼の生み出した多くの作品が残っています。
カリ・ヴィルタネンはプロダクトデザイン活動にとどまらず、フィンランド国内のデザイナーと工房をフィスカース村に集め、フィスカース芸術村プロジェクトの発起人になるなど、フィンランドデザイン業界に大きな貢献をし、2009年にフィンランド獅子賞を受賞しました。現在は第一線からは引退したものの、プロダクトデザイナーとしてNIKARIに貢献しています。

新しい時代へ
フィンランド国内を中心に展開をしていたNIKARIは、カリ・ヴィルタネンの代表引退と共に大きく変化します。
2012年の世界各国デザイナーと商品開発した「12DESIGNERS FOR NATURE」が国際的な評価をうけて初の世界見本市に出展。英雑誌「Monocle」とのコラボ レーションなど、世界でも注目されるブランドへと成長しました。
日本でも表参道のIittala Caffeに採用されるなど、今後の展開が期待されます。
また、NIKARIの多くの製品は本社のあるフィスカースの森の木を中心に制作され、それと同時に森を守るための植林活動も行っています。本社の動力は隣の川の活用した水力発電を活用しており、サスティナビリティに取り組む企業としても注目を浴びています。

NIKARI / ニカリ