天然ウール、素材はもちろん羊
羊は雨の中でも平気なのは水を弾くため、なのでこのウールも同じく撥水性に優れています。少しくらいの汚れは早めに拭き取ることで落とせます。
弾力のみならず回復力もあります
家具の脚あとがついたりしても、アイロンのスチームなどをあてることで復元します。また、吸着力があるので、埃を空気中に巻き上げることはありません。
こまめに掃除機でお掃除をしていただくことでより快適な環境をつくることができます。
実は一年中快適
天然ウールは、湿度を調整してくれるので、もちろん冬は暖かく、梅雨や夏の時期は、湿気を吸ってくれるので肌触りさらりと涼しく、一年中ご使用いただくことができます。
●TAILOR-MADE CARPET
"自分の為に仕立てられた一着のジャケットのように"
時代や世代を超えて、飽きのこない、愛着できるスタンダードをコンセプトに、COURTは作られています。
シンプルながらも存在感をもつCOURTの柄は、「フィッシャーマンズセーター」の編み方をモチーフにデザインされています。フィッシャーマンズセーターとは、アイルランドやスコットランドの漁師の仕事着として使われ、凹凸のある織柄が特徴です。
織りの立体感が素晴らしい「編み物」の柄を、「織り物」で表現する難しい工程をクリアし、一点一点空間に馴染みやすい色・柄を作り上げています。
●糸について
ハリス・ツイード生地などアパレルではブランドウールとして活用されている「BritishWool」を使用し、COURTオリジナルの糸を使っています。
様々な色の糸が混ざり合っているので、奥行きのある色になり、インテリアと合わせやすく、長く飽きずに使っていただけます。
●ウィルトン織機
堀田カーペットでは、1960年代に日本で開発された"ウィルトン織機"というカーペット織機を今でも大切に使っています。
"ウィルトン織機"とは、イギリスの産業革命の時代に開発された世界で初めて機械化された伝統ある織機です。
この機械を操ることが出来る職人は「織工」と呼ばれ、現在では日本に20人程度しかいません。
職人たちと数々の試行錯誤を重ね、堀田カーペットは創業以来、5つ星ホテルやブランド・ショップの床材などのカーペット生産をこの織機でしています。
COURTの製品も、この"ウィルトン織機"を使い、織工と共に、1万本あまりの糸の様子を目で見て、機械の調子を耳で感じ、織組織を感覚で感じながら日々作られています。
遊び毛
ウール製品は「遊び毛」と呼ばれる毛が必ず出てきます。掃除機で遊び毛を取り除くようにお掃除していただくことで汚れやダニ、アレルゲンの元も一緒に取り除きます。出てきた糸は切っても大丈夫です。遊び毛は、商品の不具合ではなく、汚れなどを落としてくれる大切な役割としてご理解ください。
メンテナンス方法
1.ブラッシング掃除機
もっとも重要なメンテナンスは、掃除機によるこまめなバキューミングです。
良いコンディションで長くお使い頂くには、週に1~2度ブラシのついた掃除機で
お手入れが必要です。ご使用始め3ヶ月程度は遊び毛が良く出ますので、毎日のお手入れをお奨めしています。
遊び毛を取り除くようにお掃除していただくと、表面の汚れも取り除くことができるので、
シミを作ってしまっても、日頃のお掃除を丁寧にすることで、知らないうちにどこにシミができたかわからなくなります。
point :
ウールラグは人の髪の毛と同じで、髪の毛をとくように表面のゴミ・遊び毛を吸引してください。
遊び毛がからみつく前にこまめにバキューミングする事で毛玉を防ぐ効果もあります。
2.スチームクリーナー
市販のスチーム掃除機でスチームしていただくと、家具の脚あとなど寝てしまった毛がほとんど復元することができます。
ベタツキを取る為にスチームクリーナーにタオルを巻いて掃除をすると効果が上がります。
また、熱いおしぼり等での拭き掃除も効果があります。
point :
ウールは蒸気と相性がよく、スチームクリーニングを1年に1回程度行うと、表面パイルもある程度復元します。
スチームを同じ場所で長くかけると、パイルが黄色く変色する可能性があるのでご注意ください。
3.部分汚れ
部分汚れは手早い処置が大切です。洗剤は中性洗剤をご使用ください。
パイルに染み込まないうちに、素早く拭き取ることが大切です。乾いたタオルやティッシュで
押し付けるように吸い取ってください。
ネバネバしたものや固体のものはスプーンやフォークなどで取り除き、汚れが拡がるのを防ぎます。
汚れを完全に取り除こうとして、激しくこすったり、引っ搔いたりすると、致命的な損傷を与えることがあります。
特殊な汚れは、汚れの性質に適した処置が必要です。基本的にはウールのセーターなどのシミ取り準拠していただき、クリーニング業者へご相談ください。
point :
頑固な汚れも完全に取り除くのではなく80%くらい落とした状態で止めてください。
そのあとは、日常の掃除機によるブラッシングで次第に目立たなくなります。これはウールの遊び毛効果です。
クリーニングのポイント
そのほか注意事項:
- ・干す場合、直射日光が当たるとウールが変色する可能性がありますので、
陰干しするようにしてください。
- ・南向きの窓際にカーペットをおいておくと、変色する場合もありますので、ご注意ください。
- ・床暖房のうえでのご使用は問題ありません。
- ・土足でのご使用も可能ですが、比較的早く傷んでしまいます。室内でのご使用をオススメします。
- ・洗濯機での丸洗いは対応していません。半年に一回程度、スチームクリーナーで雑巾がけをするようにお掃除いただくことで清潔に保つことができます。
- ・耐用年数は、ご使用の状況によっても様々ですが、一般的なご家庭で7年~10年程度はお使いいただけます。それ以上のご使用も可能ですが、次第に毛の復元力が弱くなっていきます。
- ・滑りやすい床に敷くときは、市販の滑り止めシート等ご使用ください。
- ・床材の種類によっては、すり傷がつくことがあります。
- ・床面に固着することがありますので、敷く位置を定期的にずらしてください。
- ・一年中快適にお使い頂けますが、衣替え等長期に収納する場合は、掃除機をかけ、軽い拭き掃除し、陰干しして乾燥させ、表面がみえる方向に巻いて、乾燥剤を入れて包装して保管して下さい。
- ・家具の跡がついた場合は、その場所にお湯をかけてタオルでふき取ってください。 パイルがある程度復元します。