FIN/JPNフレンドシップコレクション
フィンランドと日本が外交関係を結んだ1919年、フィンランドの代表は日本にどんな贈り物をしたのでしょうか。
フィンランド人と韓国人によるデザインデュオ、カンパニー(COMPANY)は、この問いかけをヒントに、「FIN/JPNフレンドシップコレクション」にラインナップされる製品を考案しました。フィンランドの季節を祝う行事をもとにデザインされた6つの陶器は、オブジェとしての面白さと機能性を兼ね備えています。 素朴で不思議な親しみを呼ぶこのセラミック製小物のシリーズは、フィンランドに昔から住んでいる精霊や別の世界の人のようにも見えます。 この製品は、カンパニーのアーム・ソンとヨハン・オリンとアルテックの親密な共同開発の過程を経て、アルテックが提携するポルトガルのセラミック工場でひとつひとつ手作りされています。

ヘルシンキに拠点を置くデザインデュオであるカンパニー(COMPANY)は、世界各地の工場や職人を訪ねて世界を旅しています。
フィンランド人のヨハン・オリンと韓国人のアーム・ソンによるカンパニーは、フィンランドにスタジオとショップをもつデザインデュオです。彼らが見ている世界はフィンランドだけでは留まりません。アーティスト、デザイナー、職人として幅広く活動する彼らは、世界各地を2人で旅し、地域に古くから伝わるプロダクトを生産する工場や職人を訪ね、その体験やインスピレーションをもとに遊び心と豊かなイマジネーション溢れる独自の製品を生み出しいています。



カンパニーとアルテックによる「FIN/JPN フレンドシップ コレクション」はヘルシンキから生まれました。「フィンランドは豊かな自然、素晴らしい街並や建築、そして優れたデザインに恵まれた国です。しかし、祖先の古くからの記憶を受け継ぐ慣習やそれを伝える民芸品は、実は多くありません。そのような慣習的な儀式は、森の奥や湖のほとりでひっそりと行われているため、旅行者はほとんど目にする機会がないでしょう。」とカンパニーの二人は語ります。深い考察を重ねた末に、彼らはセラミック製小物のシリーズを作ることにしました。

「ヴァイヴァイスッコ 貯金箱」、「夏至の魔法ベース」、「ルチアキャンドルホルダー」、「ルチウスキャンドルホルダー」、「イースターウィッチベース」、「イースタードッグベース」、これら6つの陶器は、フィンランドの季節を祝う行事をもとにデザインされています。伝統と自然への深い考察、そして遊び心と想像力にあふれるカンパニーのデザインは世界から注目を浴びています。
100年前から伝わるフィンランドの文化と民話に焦点をあてながらも、自然崇拝という日本とフィンランドに共通する伝統を映し出すこのシリーズは、オブジェとしての面白さと機能性を兼ね備えています。