artekのチェアの中で最も人気が高い、アアルトデザインのチェア。

アアルトチェアの中でもベーシックな形をしており、そしてartek(アルテック)の数あるチェアの中でも一番の人気を誇っているのがこの「チェア69」。1935年に発表されて以降北欧の街や家庭では当たり前のように使用されていて、今や日本ではもちろん、世界各国の人々に愛用されている名作チェアなのです。アアルトの出身大学であるヘルシンキ工科大学(現アアルト大学)でもチェア69は多く取り入れられています。
このチェアのデザインを手掛けた建築家兼デザイナーのアルヴァ・アアルトは、日本の障子や竹林などからヒントを得て、デザインに落とし込んでいくことも多かったそう。日本の住空間に彼のデザインした家具が馴染みやすいのは、もはや必然的と言えるかもしれません。アアルトを象徴する有機的なフォルムのチェアは温かみがありながらもシンプルで、どの空間にも置いてもフィットします。次世代にも、さらにその先の代にも、紡いでゆきたい名作品です。
