CH22 -ペーパーコード職人が創り出す耐久性-
CH22がデザインされたのは1950年、同年8月デンマークで開催された家具展示会にて発表されました。ウェグナーの図面に忠実に復刻されたCH22は、ムク材を用いた低めのアームチェア。斬新な形状をしたアームが大きな特色となっています。座面はペーパーコード張り。封筒の裏面にある対角線を描くような模様で施されています。
また、CH22には随所にすぐれた職人技巧を見ることができます。例えば、フィンガージョイントが美しい座枠のコーナーですが、前脚がコントラストをもつ木製のくさびで止められています。印象的な成形合板製の背もたれに施された楕円形の埋木も美しいディテールの一つと言えます。
CH22は、製作に手間のかかるディテールが各所におりこまれたデザインとなっております。これが長い間復刻されなかった一つの理由と言えます。復刻にあたり一部の工程は近代化されていますが、ほとんどの工程が60年以上たった現在も、発表当時と同じ手法で製作されています。組立、仕上げ、座面の張りと現在も当時と変わることなく、一脚一脚丁寧に職人により製作されています。
ディティール
チェアクッションで、座り心地をより快適に
CH22用に開発された革張りのクッションです。長時間のデスクワークやリラックスタイムに、チェアクッションをプラスするだけで、座り心地をより快適にします。体圧を分散し、腰やお尻への負担を軽減してくれるので、快適さとサポート力を同時に実現します。
詳細はこちら