屋内でも屋外でも使える。美しいチーク材の家具たち
デンマークの家具デザイナー、ボーエ・モーエンセンが1968年~1971年に自邸バルコニーのためにデザインした、BMアウトドアシリーズ。その家具たちがCarl Hansen & S?n(カールハンセン&サン)のクラフトマンシップと融合し、現代に復刻しました。
常にユーザーの立場に立ち、人々が使いやすい家具はどのようなものかを追求したモーエンセン。彼は“場所を取らないコンパクトさ”と“優れた使用感”を求め、このシリーズの家具をすべて折りたたみ式にしました。制作から時が経った今もなお色褪せない美しさと、実用性を誇るBMアウトドアシリーズ。カールハンセン&サン社の優れた職人の手によって丁寧に作られています。
発表当時はS?BORG M?BLER(ソボー・モブラー社)が無塗装のアッシュ材とビーチ材で制作していましたが、今回の復刻では頑丈で水にも強い無塗装のチーク材(FSC認証)にリニューアル。使い続けることで経年変化し、味わい深く表情を変えていきます。
シートとクッションの張地には屋外用ファブリックSunbrellaを採用。日々メンテナンスをしながら長く愛用したくなるアイテムです。
使いやすい家具で構成された、モーエンセンのアウトドアシリーズ
モーエンセンのアウトドアシリーズは、ダイニングテーブルやチェア、デッキチェアなど使いやすいコンパクトな家具たちで構成されています。すべて折りたたみ式で柔軟な汎用性と機能を持ちながら、親近感のある温かな風合いが魅力。センプレではそのシリーズの中でも、日本の生活に合わせやすい製品を取り扱っております。
用途に合わせて、自分のスタイルで楽しむ
使う時に広げて、使わない時はたたんでコンパクトに。屋外でも室内でも活躍する家具たちは、日常の至るシーンに取り入れることができます。軽量で持ち運びしやすく移動が簡単なのも嬉しいポイント。このシリーズはバリエーションが豊富ですが、その中でもセンプレがオススメしたい4つのアイテムを生活シーンの中でご紹介いたします。ぜひライフスタイルに合わせてお使いください。
ダイニングテーブル &ダイニングチェア
【アウトドアで】BM3670は2人用の小ぶりなダイニングテーブルなので、ちょっと広めのベランダやバルコニーでも活躍します。天気の良い日には外へ移動し、いつもと違う環境で食事をすれば、非日常の気分が高まるかもしれません。
【インドアで】来客時のサブテーブル・サブチェアとして。また一人暮らしやカップルで暮らす方たちにもぴったり。木の温もりあるテーブルとチェアはフローリングにもよく合い、お部屋をやさしい印象にしてくれます。エントランスなどにあっても素敵ですね。
デッキチェア&フットスツール
【アウトドアで】天気が気持ちよい日にはテラスなどにサッと持ち出して。本を読んだりお酒を飲んだり、ワンランク上の贅沢時間が満喫できそうです。
【インドアで】室内ではリビングでのくつろぎチェアとして活躍します。お部屋に置くだけであっという間に憩いのスペースが完成。背もたれにゆったりと体を預ければ、至福のひとときが過ごせるでしょう。
それぞれのチェアの座り心地

ダイニングチェア
シンプルな構造のチェアですが、シートがしっかりお尻を支えます。背が低めな方が長時間座っていると腿の後ろに木が当たって痛くなることもありますが、ゆったりと背にもたれかかるとファブリックを張ったシートが程よい弾力でくつろぎをサポート。背が大きく空いたデザインは背中に熱がこもりません。

デッキチェア
座ると背もたれに体を預ける体勢になり、ふかふかのクッションで包み込まれるような感覚になります。背もたれが背中をしっかりと支え、座り心地も抜群。フットスツールをプラスして足を伸ばせば、よりリラックスした使い心地です。
何かと便利なフットスツール

足を乗せるだけでなく、テーブルの横に置いて荷物置きとしても活躍します。

フットスツールの上にトレーを乗せれば、サイドテーブルとしても使えます。
使わない時は折りたたんで収納できます
使用していない時は折りたたみ、コンパクトに収納することができます。冬のオフシーズン時には仕舞っておいて、心地よい季節になったら出して使うというのも良いですね。
コンパクトなので少ない力でも簡単に持ち運びが可能。車に積んでキャンプに持っていくのにもオススメです。
組立動画
素材とメンテナンス
このシリーズの木材はすべてFSC認証を獲得したチーク材を使用しています。FSCとは、持続可能な森林を育成することを目的とした国際認定機関のことです。チークは古くから船のデッキや橋などにも使われており、水にも強くとても頑丈な木材。反りや歪みが出にくいのも特徴です。そのため、多くのアウトドア製品にはこのチーク材が使われています。天然のチーク林は世界的に減少していますが、FSCに認められたサスティナブルな森林の木を使用することで、貴重な森の保全に貢献しているのです。
チーク材は長く使うことで経年変化し、徐々に表情を変えていくのも魅力の一つ。室内で使用すれば濃厚な飴色へ、屋外で使用すれば日差しや風雨の影響を受けシルバーグレー色に変化します。素材自体に油分をたくさん含んでいるので、カビや腐敗を遠ざける性質を持っているのも特徴です。そのため家具を市販のチークオイル等でお手入れする必要はありませんが、オイルを施す場合は、表面を均一にサンディングした後に行ってください。
汚れがひどい場合は表面をソープ溶液、または適正なクリーナーで表面をクリーニングし、よく乾かしサンディングをして仕上げてください。
クッションやシートには1961年にアメリカで生まれた野外用のキャンバスファブリック、Sunbrellaを使用。古くからテントやオーニング、船舶のカバーなどに採用されており、世界中の様々な場所で用いられているファブリックです。Sunbrellaの組成はアクリルですが、コットンのように柔らかく耐久性があり防カビ性、メンテナンス性に優れています。そのため表面についた埃も、ブラッシングして落とせばきれいな状態に。もし汚れが気になる場合には、その汚れに応じた洗剤などで擦らないよう落とし陰干しをしてください。製品には正規品の証であるシリアルナンバープレートが付いています。
細部もこだわって作られています
ステンレスのバーを脚の内側の穴に落とし込むことで、簡単に組み立てることが可能。パーツがしっかりハマるのでガタつきもなく安定します。また、天板のビスは強度を高めるために、あえてズラして打ち込まれています。それがまた美しい意匠ともなり、細部にこだわるモーエンセンの遊び心を感じさせるポイントです。
背が大きく空いているので、折りたたんだ時に持ちやすいデザインです。無駄を削ぎ落としたシンプルな構造ですが、計算され尽くした作りであることが伝わってきます。丸く面取り加工されたエッジもモーエンセンイズムを感じるディテールです。
背もたれ、肘掛け、脚の角度のバランスが良くとても美しいフォルムです。クッションに掛け紐が付いており、それを本体に引っ掛け装着し使用します。簡単に付け外しができるのも嬉しいところ。板バネのような背と座がスプリングの役割を果たし、座った時の快適さに貢献しています。
別売でシートクッションのご用意もございます
デッキチェア用のクッションはデッキチェアに付属していますが、汚れや磨耗で劣化してしまった場合の買い替え用として、単品での販売もしております。
またベンチ用のシートクッションは、ベンチに付属しておらず別売となります。