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「イームズ プライウッド モビール」は、1940年代初旬にチャールズ&レイ・イームズ夫妻が成形合板の技術を向上させるために行った実験の中で誕生したもので、ロサンゼルスにあった夫妻のアパートの天井にも吊るされていました。レイ・イームズのアートワークとグラフィックデザインを思い起こさせる有機的な形状を成形合板で象った 2つのパーツからなるモビールは、ゆらゆらと揺れながら楽しげに回り、空間を彩ります。
チャールズ・イームズは、ワシントン大学で2年間建築の勉強をした後、1930年にセントルイスで建築業務を始めました。
6年後に、イームズはミシガンのクランブルック芸術アカデミーで教鞭をとります。その後、クランブルックで知り合ったレイ・カイザーと結婚し、カリフォルニアに転居してから、チャールズとレイは、成形合板をかたどる実際的な方法の研究を始めました。
1942年、この実験を繰り返しながら、アメリカ海軍からの依頼で、添え木、担架、グライダーシェルなど、プライウッドを使って開発し、第二次世界大戦後には、低価格ながら高品質で大量生産可能な椅子を作り出しました。
この形成技術は余分な連結部品を省くことができ、製品自体の重さを軽減できるようになりました。そして、この技術は現代家具デザインの基礎となりました。
その後、ハーマンミラー社とのコラボレーションにより、多くの名作家具を発表する他、ショールームのデザイン、カタログ・広告等のグラフィックデザインも手がけました。
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