¥ 2,062,500
「How High the Moon 」は、建築素材であるエキスパンド・メタルで構成された輪郭がそのまま構造となった、デザイン史の中でも重要な一脚です。フォルムは伝統的なアームチェアですが、それまで家具に使われることのなかった素材を用いることで、倉俣らしい「軽やかさ」や「儚さ」が表現されています。美術品のような雰囲気でありながら、椅子として「座る」機能が確保されているのは倉俣が意図したところです。
【1986年デザイン】
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倉俣 史朗(クラマタ シロウ)
1934年~1991年
1934年東京生まれ、桑沢デザイン研究所リビングデザイン科で学ぶ。1965年クラマタデザイン事務所を設立。60年代後半から、店舗などの空間デザインと、家具デザインの分野で 活躍。浮遊感や儚さを感じさせる独自の世界観は、欧米のデザイン界に 大きな衝撃を与え、「クラマタ・ショック」という言葉が生まれたほど。家具の多くはアートとデザインの間に位置するもので、海外からは現代美術の文脈で高く評価されている。毎日デザイン賞、日本文化デザイン賞を受賞。フランス文化省芸術文化勲章を受勲。
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