¥ 1,911,800
ポール・ケアホルムはデンマーク美術工芸学校での卒業制作としてPK25をデザインしました。「エレメントチェア」としても知られるPK25は、ケアホルムの工業素材に対する熱意を感じる重要な例といえます。彼はチェアに用いる素材をそれぞれの部位に一種類と限定することで、PK25™ の特徴といえる継ぎ目のないアーチ状に曲げた一片のスチールのフォルムを作り上げました。
※取り寄せ品のため、ご注文後のキャンセルはご容赦ください。
ポール・ケアホルムは、コペンハーゲンのデンマーク美術工芸学校の卒業制作として「PK25」 をデザインしました。別名は「エレメントチェア」とも呼ばれ、12mmの鋼板にのこぎりを差し込む穴を開け、フレームを切り出した後にプレスで曲げて、脚、座、背もたれを形成しています。フラッグハイヤード(ヨットに旗を張るための丈夫なロープ)は、ケアホルムが美術学校で指導を受けた恩師 ハンス・J・ウェグナー の「ハリヤードチェア」からヒント得ています。
座と背は、フラッグハリヤード(ヨットに旗を張るための丈夫なロープ)が張られた心地の良いテンションで、長時間快適に座っていられます。フレームは、1枚の大きな鋼板から切り出されたスチールフレームにクロームメッキを施した後に、マット仕上げがされています。
1929~1980年。
妥協のない品質と素材など、ポール・ケアホルムはこうしたデンマーク家具の伝統を根底にあのモダンなフォルムを生み出していきました。家具デザイナーとしてのキャリアが比較的短かったものの、デンマークばかりか国外の影響をも受けたクラフトマンシップ溢れるデザインで、死後も世界的なデザイナーとして確固たる地位を築いています。
フィンランドをこよなく愛し、素材を活かした温かなオーガニックデザインで近代的感覚を取り入れた作品を数多く残し、世界のミュージアムにおいて永久貯蔵品と認定されている作品も多数。
1872年に設立された北欧デンマーク家具の代名詞、FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)社。アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルム、ハンス・J・ウェグナー、ピート・ハインなど、多くの優れたデザイナーと協力して生まれた名作家具は、近代的な北欧デザインの概念を定着させました。
◉こちらの商品の展示はございません。
※実店舗の詳しい展示状況については、商品コードと商品名をご確認の上、こちらよりお問い合わせください。
※展示が無い商品はブランドショールームやブランド直営店舗をご紹介しております。
FRITZ HANSEN TOKYO
〒107-0062 東京都港区南青山2-27-14, 1F・2F
03-3400-3107