アーキテックなシェードが完成された美を表現
ポール・ヘニングセンは1924年から1925年にかけて、パリでの博覧会に向け、最初の複数シェードのランプを設計しました。両者のパートナーシップは、ヘニングセンが亡くなる1967年まで続きました。グレア・フリーの光(眩しさの除去)、明るさが最も必要とされる場所に光を届けること、同時に柔らかい影をつくりだすこと。これらが、生涯を通じてPHが追及した重要テーマで、その光源は当時の白熱電球でした。
1958年、ポール・ヘニングセンは「PHスノーボール」をデザインし、 PH5とともにデンマーク工芸博物館に展示しました。しかしその時点で大きな注目を集めることはなく、1983年になってようやく生産と販売が始まりました。
グレアフリー設計で眩しさを感じない柔らかい光に
眩しさを感じさせない心地よい反射光を拡散し、下方と周囲へやわらかく広がります。
光源からの光はシェード内面に均一な角度で当たり、まぶしさ(グレア)を生じさせないよう設計されています。そのため、どこから眺めても快適で、美しい光の表情を楽しむことができます。
北欧らしい柔らかなカラーラインナップ
定番のホワイトカラーに加え、北欧らしい落ち着きのある新色「ダスティー・グリーン」「ダスティー・ブルー」「ソフトホワイト」がラインナップに登場しました。
シェードの両面を光沢とマットに塗り分けており、独特な光の効果を生みだします。
スタンダード仕様の外側はグロス値95%の高い光沢仕上げですが、ソフトホワイトはグロス値40%のやわらかなマット調の仕上げとなっており、より自然で優しい佇まいを演出します。なお、内側はいずれのカラーもホワイト塗装(グロス値20%)で統一されており、光を美しく反射させるデザインです。
※上記画像はグロス値40%のソフトホワイトです。
選べるソケットカバーでより多くのシーンに適応

シルヴァー・クローム

真鍮メタライズド
ソケットカバーの仕上げは、従来のシルヴァー・クロームに加えて、新たに真鍮メタライズド仕上げもお選びいただけます。光沢感のあるクロームはモダンで洗練された印象を、真鍮仕上げは温かみのあるクラシックな雰囲気を演出し、空間のスタイルに合わせた選択が可能です。
点灯時と消灯時の違い
アートピースのように美しい造形は、消灯時も空間を彩る存在感。点灯すると、シェードの色をやわらかく反射しながら上品で洗練された光を広げます。
▼ダスティー・グリーン
▼ダスティー・ブルー
▼ソフトホワイト
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