FJエレメンツ テーブルランプ / ホワイト LEDLouis Poulsen / ルイスポールセン

このランプは、デンマークの最も有名な建築家の一人、フィン・ユール（1912-1989）によるデザインです。1963年からわずか7年間のみ生産された貴重な照明でしたが、2025年にルイスポールセンから「FJ エレメンツ」として再び現代に登場しました。

シェードは二重構造になっており、外側を滑らせるように傾けることで光の向きを調整できるユニークな仕組みを備えています。さらに、上部シェードとハウジング部の隙間から、ソフトな光を上方に漏らします。復刻にあたり、グレアを抑えるディフューザーが追加されました。ランプの名前は、「要素（エレメンツ）で構成されるランプ」とフィン・ユールが書き添えたスケッチに由来します。これらの初期の図面にはこのシリーズ全体のフォルム、プロポーション、コンセプトが描かれ、製品の構造も示されています。スチール製の支柱にマット塗装を施し、ベースにはプッシュ式のスイッチを備えています。十分な明るさを確保しながら、用途に応じて光を自在に活用できます。

カラーバリエーションは当時のオリジナルグレー（ホワイト×グレー）に加え、ホワイト、ブラックの全3色展開。時代を超えて愛されるフィン・ユールの思想を体現し、現代の暮らしに寄り添う照明です。

【1963年デザイン】
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