コラム「暮らしとセンプレ」もあわせてお楽しみください。
第40回 『上質なリネンを暮らしにとり入れる。』
私たちは暮らしの中で、様々な布を使う。身に纏う衣服はもちろん、バッグや靴などのファッション小物も布で作られているものは多い。また家の中で…もっと読む
第40回 『上質なリネンを暮らしにとり入れる。』
私たちは暮らしの中で、様々な布を使う。身に纏う衣服はもちろん、バッグや靴などのファッション小物も布で作られているものは多い。また家の中で…もっと読む
「ラプアの織り手たち」を意味するラプアン カンクリ。
その名の通り、フィンランドの北西部にある人口15,000人ほどの小さな町、ラプアに位置します。
辺り一面が真っ白な雪に覆われる長い冬と全てが輝く一瞬の夢のような夏。
そんな厳しいながらも美しい自然環境で、ラプアン カンクリのテキスタイルは日々織られています。
現在の経営者、エスコ・ヒェルトはテキスタイルの家業を引き継いで4代目。
誕生秘話は今から約100年前まで遡ります。
ラプアは昔から小さな町工場がたくさんあり、木工、テキスタイルなどの手仕事が盛んでした。
物資がなく、一般家庭で毛糸や麻が作られていた時代に、
エスコの曾祖父、ユホ・アンナラが廃材と自分で紡いだ毛糸でフェルトブーツを生産し始めました。
その後、 息子や兄弟たちが事業を継ぎ、クリーニング業や毛布の製造など、
時代のニーズに合わせて形を変えていきます。
「ラプアン カンクリ」という名の会社が設立したのは1973年のこと。
エスコの父がジャガード機を導入し、タペストリーの生産を開始。
エスコのリネン生産の専門知識に、パートナーのヤーナのマーケティング力が加わって
国際的に名高いテキスタイルブランドに飛躍しました。
そして現在、100年の間に培った専門性を生かし、
暮らしに寄り添うようなテキスタイルをラプアから世界に届けています。
¥ 13,200 〜 ¥ 26,400
素肌にやさしく、速乾性と吸水性に優れている「リネン」。そんな涼しげな風合いのブランケットは、春夏のタオルケット代わりにピッタリです。また用途はベッドルームのみならず、テーブルクロスやアウトドアで敷物として使用しても。アイデア次第で四季を問わずマルチに活躍します。使い込むほど柔らかくなり、長く愛用したくなるアイテムです。