Artek + Marimekko スペシャルインタビュー@3days of design
アルテックの創業90周年を記念した、マリメッコとのコラボレーションアイテムがいよいよ発売。6月にコペンハーゲンで行われた、3days of design のアルテック+マリメッコ展示会場にて、アルテックのシニアデザイナーである吉田 智史さんと、CEOのマリアンネさんをバイヤー山崎がキャッチ!

吉田 智史さん
吉田さんは社内デザイナーとして、アルヴァ・アアルトのクラシック作品の再発売、国際的に著名なデザイナーとの新製品開発、ブランドコラボレーションなど、幅広い研究開発プロジェクトを担当しています。2023年の「スツール 60」の90周年では、スツール 60の歴史を称える一連のコンセプトを開発し、その構造原理と木材の自然な美しさを強調することで、鮮やかで独特な印象を与えました。
故郷の大阪で工業デザインの学士号を取得、フィンランドのアアルト大学で家具デザインの修士号を取得後、アルテックでプロとしてのキャリアを開始。現在はスイス・バーゼルに拠点を移していらっしゃいます。
山崎 : 90周年を記念するコラボレーションアイテム、マリメッコのファブリックを張地ではなく板座で表現できるなんて、とても驚きがありました。開発にあたって苦労した点などはありますか?
吉田さん : 創業90周年にあたりマリメッコとコラボレーションすることになり、どんなことができるかをとても熟考しました。ファブリックを張るだけでは90周年アイテムに相応しくないですし。約2年ほどの期間を経て、今回のアイデアが完成しました。
山崎 : 2年ですか!アイデアを形にするのには工場の職人たちとのやりとりになるのでしょうか。
吉田さん : そうです。私の考案でしたが、工場の職人たちがいなければ成り立たないプロジェクトでした。最初は失敗が続きましたが職人たちの真剣な取り組みにより完成しました。普段職人たちは熱くなりすぎずクールに仕事をこなすのですが、今回は私よりも職人たちのほうが熱くなって取り組んでましたね。(笑)マリメッコとのコラボレーションが彼らにとっていかに光栄なことなのかが伝わってきました。

山崎 : 製作にあたり、こだわりや注目してほしいところはありますか?
吉田さん : 象嵌(ぞうがん)という技法を使ってマリメッコの柄を表現しています。座面上の繋ぎ目から変色などしないように繋ぎ目に入れ込むようにして塗装する、スペシャルラッカー塗装を施しています。また、パターンのサイズはスツール、ベンチ、テーブルによって相応しいサイズに変えていますので、同じ柄でも違った楽しみがあります。
山崎 : セイレーニは全てのアイテムに共通する柄ですが、サイズ感が違うと見え方が違って面白いですね。集めたくなってしまいます。

写真左 マリアンネさん
マリアンネさん : アイテムは全てフィンランドバーチを使用しています。マリメッコの柄を表現している部分はレーザーカットをしていますが、カットした部分を無駄にしないよう別のスツールに使用しています。なので、同じ材をつかった対になっているスツールが存在します。2つ買えばそれが手に入る可能性があるかも?!(笑)
山崎 : それは、複数買って試したくなります。(笑)

山崎 : この会場のスツールの展示方法が面白いですね。
マリアンネさん : 表面の木目の向きに違いがあるので、同じ商品でも見る角度によって見え方が変わります。それを体験してもらいたくてこのセットを作りました。是非回転台を回して見てください。お部屋の中でも、遠くから見ているイメージと、通り過ぎながら見るイメージとできっと変化を楽しむことができますよ。
おまけ

会場のファサードには、突板をマリメッコで切り抜いた模様が貼り付けられており、訪れた人々の目を惹いていました。展示スタート前日に剥がされて盗まれたというお話もありつつ(!)無事見つかったようです。
アルテック+マリメッコの商品は、センプレスタッフ内でも大人気。期間限定品となりますので是非お早めにチェックしてくださいね!商品詳細はこちら
Artek / アルテック
アートとテクノロジーを見事に融合する北欧のファニチャーブランド。フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトが手掛けたデザインはシックでモダン。そのどの時代にも通じる廃れることのない完成された造形美で、北欧を代表するブランドとして愛され続けています。
Celebrating 90 years of Artek
アルテックは、2025年10月15日に創業90周年を迎えました。記念コレクションとして、フィンランドのデザインハウス「マリメッコ」との限定コラボ家具シリーズなどを発表いたしました。
ご購入特典やプレゼント企画もございますので、是非お見逃しなく!

