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ヴァーナー・パントンとは?

ヴァーナー・パントン ヴァーナー・パントン

ヴァーナー・パントンとは?

2026年、伝説的なデザイナーであるヴァーナー・パントンは生誕100周年を迎えました。
ミッドセンチュリーを代表する巨匠であり、その独創的なフォルムと色彩で世界中に衝撃を与えたパントン。彼の遺したデザインは、誕生から半世紀以上が経った今もなお、私たちの暮らしを鮮やかに彩り続けています。
この記念すべき節目に、あらためてヴァーナー・パントンの人物像と、時代を超えて愛される名作プロダクトの数々をご紹介します。

目次

ヴァーナー・パントン

ヴァーナー・パントンは、ミッドセンチュリーを代表する、最も影響力のあるデザイナーの一人です。
デンマークに生まれた彼は、1960年代初頭にスイスに移り住み、ヴィトラと共に「パントン チェア」の開発に取り組みました。革新的な家具デザインに加え、照明、テキスタイル、空間デザインにおいても大胆で実験的なアプローチで知られ、色彩の巧みな使い方でも高く評価されています。


世界初!プラスチック一体成型のチェア

ヴァーナー・パントン

1950年代後半、ヴァーナー・パントンはデンマークで斬新なS字型の椅子のプロトタイプを制作しました。

ヴィトラの創業者ウィリー・フェルバウムはこのアイデアに興味を持ちましたが、実際に開発に同意したのは、息子のロルフがパントンを訪ね、彼が膨大な報告書と共に開発を推進したことがきっかけでした。

ヴァーナー・パントン

これにより1960年代初頭にヴィトラとの協働が始まり、1967年には世界初の一体成型によるプラスチックチェア「パントン チェア」が誕生しました。今日では、20世紀の家具デザインを象徴する最も印象的で広く知られたアイコンのひとつとなっています。


独特の色彩感覚

ルイジアナ近代美術館 ポスター
ルイジアナ近代美術館 ポスター
ルイジアナ近代美術館 ポスター

ヴァーナー・パントンの妻「マリアンネ・パントン」はヴィトラのインタビューに対して、以下のように応えています。

Q. ヴァーナー・パントン独特の色彩感覚は何に由来すると思いますか?

A. 彼は、建築を学んだ後、心理学に没頭しました。色が人に与える影響に強い興味を抱いていた彼が目指したのは、建築、インテリア、プロダクトデザインと色彩心理学を結びつけることでした。結局8年の修士期間を終えることなく、彼は学び舎を去りましたが、生涯、色彩について興味関心を持ち続けました。青色を取り分け好んでいました。青い靴下、青い下着、青いスーツ。赤やオレンジを自身が好んで身につけることはありませんでしたが、鮮やかで、見る人を別世界に引き込むような、そんな色彩を好んでいました。
出典:Vitra Magazine


ヴァーナー・パントン


センプレで購入できる、パントンのプロダクト

パントン チェア / Vitra 1959 / 1999年デザイン

ヴァーナー・パントン

「パントン チェア」は、ヴァーナー・パントンとヴィトラが1960年代から開発を始め、1967年に量産化に成功した、世界初のプラスチックによる一体成形型キャンチレバーの椅子です。

ヴァーナー パントン
ヴァーナー パントン

パントン チェアは国際的なデザイン賞を多数受賞し、世界中の著名な美術館のコレクションにも所蔵されるなど、20世紀デザインのアイコンともいえる一脚です。パントン チェアは豊富なカラーバリエーションを取り揃えています。


コーン チェア / Vitra 1958年デザイン

ヴァーナー・パントン

1950年代後半、「コーン チェア」の革新的なフォルムは「椅子とは何か」という概念に変革をもたらし、ヴァーナー・パントンのデザイン表現の象徴となりました。
「コーン チェア」は、円錐を逆さにした形状をしており、細いクロスしたスチールベースの上に載っています。円錐の後部は上方に伸びて半円形の背もたれを形成し、平らな上部には柔らかな座面クッションが配置されています。

ヴァーナー パントン
ヴァーナー パントン

本体全体がファブリックで覆われ、快適なパッド入りの背もたれは、座る姿勢によってはアームレストとしても機能します。現在も当時と変わらず、一つ一つ職人のクラフトマンシップによって製造され続けています。


ハート コーン チェア / Vitra 1958年デザイン

ヴァーナー・パントン

1958年に「コーン チェア」が好評を博したのを受けて、ヴァーナー・パントンは間もなく「ハート コーン チェア」をデザインしました。この流れるようなハート型の背もたれによって、瞬く間に広く知られるアイコンとなりました。

ヴァーナー パントン
ヴァーナー パントン

しかし、このチェアは単なる美的表現にとどまりません。動きの自由度が高く、パッド入りの張地が柔らかな座り心地を提供します。「ハート コーン チェア」も「コーン チェア」同様、当時と変わらず一つ一つ職人のクラフトマンシップによって製造され続けています。


パンテラ / Louis Poulsen 1971年デザイン

ヴァーナー・パントン

1971年、ヴァーナー・パントンはルイスポールセンと共同でドーム型をしたランプ、「パンテラ」を開発しました。「パンテラ」は、パントンの最も重要なデザイン・アイコンの一つとして知られ、有機的なフォルムと鮮やかなカラーヴァリエーションが典型的なパントン・デザインです。

ヴァーナー パントン
ヴァーナー パントン

シェード内側から下側への反射やトランペット型ステムからの反射が織りなす効果により、アクリル製のシェードから心地よい光を拡散します。


パントンワイヤー / MONTANA 1971年デザイン

ヴァーナー・パントン

無骨さと軽やかさを併せ持つワイヤーシェルフシリーズ「パントンワイヤー」。
奥行きやカラーのバリエーションが豊富で、単体でも組み合わせても使え、床置き・壁付け・ルームディバイダーなど多彩なレイアウトに対応します。

ヴァーナー パントン
ヴァーナー パントン

さらに、オプションのガラス棚板やMDF棚板、大理石やラッカー仕上げのトップパネルも追加が可能。用途や好みに合わせて表情を変えることができます。


ヴァーナー・パントン 生誕100周年 ポップアップ

ヴァーナー パントン

センプレではパントンの生誕100周年を記念し、4月24日(金)〜5月24日(日)までの期間中、ポップアップを開催中です。現代の住空間に調和するチェアラインナップに加え、パンテラの1970年代のオリジナルカラーもご紹介。色彩と光が織りなす世界観をお楽しみください。

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