世界で最も美しい美術館のひとつ、ルイジアナ近代美術館から。
デンマークの名門美術館「ルイジアナ近代美術館」は、ピカソやマティス、キース・ヘリングなど、世界的アーティストの展覧会を数多く開催してきました。その歴史を彩るアートポスターは、美術館の美学と思想を今に伝える特別なコレクションです。
「芸術はすべての人のものである」─そんな美術館の想いが込められた1枚を、ぜひ暮らしの中に。
スペインの巨匠パブロ・ピカソ(1881–1973)が手がけた陶芸作品《Still-life with Fish,Fork and Slice of Lemon(1955)》を用いた、ルイジアナ美術館オリジナルポスター。2018年春に開催された大規模展「Picasso Ceramics」にあわせて制作されたもので、同館の開館60周年を記念する特別な一枚です。
この展覧会は、1947年から1964年にかけてピカソが制作した160点の陶芸作品を紹介する、スカンジナビア初の大規模な陶芸回顧展となりました。ポスターに描かれているのは、ピカソがクラシックなディナープレートをキャンバスのように見立て、魚やフォーク、レモンスライスを大胆に配したユニークな一点。鮮やかな色彩とユーモアにあふれた構成は、陶芸というメディウムにおいても彼の創造力がいかに自由で革新的であったかを物語ります。
ピカソが陶芸に出会ったのは、1946年に南フランス・ヴァロリスの工房を訪れたことがきっかけ。以後、この地に暮らしながら絵画や彫刻と並行して約4000点に及ぶ陶芸作品を生み出しました。地中海の明るい光と風土を映し出すその作品群は、装飾性と日常性を兼ね備え、現代の暮らしの中でもアートピースとして空間に彩りを添えてくれます。
ピカソが愛した南仏の空気を感じさせる、アートとしてもインテリアとしても魅力的な1枚です。
※こちらはポスターのみの販売になります。フレームをお探しの方は
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