キノコみたいに可愛いらしい、どこでもライト
ちっちゃくて、カワイイ!これが初めて見た時の印象だった。
パンテラ ポータブル。デンマークのデザイナー、ヴァーナー・パントンが1971年に発表したランプ、パンテラ。そのオリジナルのデザインはそのままに、キュッと小さくして充電式にしたのが、このパンテラ ポータブルだ。
オリジナルのパンテラ テーブルやパンテラ スタンドは昔から時々目にしていた。だからこのパンテラ ポータブルを見た時、ちょっと懐かしい気持ちとそれがミニチュアのように小さくなって、そしてキノコのようにも見えてきて、可愛らしく微笑ましくなってしまった。
高さは約23cm、重量は350グラム(350mlの缶ビール1本分くらい)だが、小さいながらも機能はしっかり備わっている。
まず、3段階に調光が可能。2.5WのLED電球を使用するのだけれど、一番明るい状態で230ルーメンと言うから、大体25Wの白熱電球くらいの明るさだろう。そしてUSB充電式のコードレス。コードがないというのは本当に便利で、使い途も相当広がるのだ。
まず、家中どこでも好きな場所へ手軽に持ち運べる。
休日の夕暮れ、気分を変えて庭やベランダでちょっとくつろぎたいという時には、パンテラ ポータブルと飲み物を持って屋外へ。紫色に暮れていく空を眺めながらほんのり柔らかな灯りに包まれて過ごすトワイライトタイムは、最高に心地よい。
また夜の活動時間はリビングで使用し、就寝時にはこれを持って寝室へ。眠っている時間は暗めに設定をして、常夜灯として部屋の隅に置いて使用するのにもうってつけだ。
ダイニングでは食事や作業の際、テーブルの真ん中にランプを置きたいなんて場合もあるが、そういう時こそコードレスは大活躍。コードがあるととても邪魔だし、ちょっと動かしたりした時に器を引っ掛けて倒してしまいそうな怖さがあるが、コードレスならそんな心配はない。
背板にコード穴のついていないブックシェルフやボードなどに置いて使う事も可能。ハイセンスなデザインは本やフレームなどと一緒に飾るとインテリアを一際引き立たせてくれるし、照明としての役割もしっかり果たしてくれるので、嬉しい限りだ。
そしてこんなパンテラ ポータブル、北欧デザインだが不思議と和の空間にもマッチするし、美しい曲線のおかげかクラシックなインテリアに置いても全然違和感がないと思う。こんなにインテリアテイストを選ばないデザインはなかなかないのでは?という気がして、そんなところもとても魅力的だ。
シンプルでタイムレスなパンテラ ポータブル。
デザイナーズの照明が欲しいけどちょっと敷居が高いとか手が届かない、なんて方にもうってつけなランプです。
ご紹介アイテム
※コラム掲載時の仕様から機能やサイズなどがアップデートされ、新仕様となりました。(V1→V3)
暮らしとセンプレ
文と写真 小林千寿子 / フリーランス・デザイナー
神奈川県在住。グラフィックデザイン会社、(株)ゼロファーストデザインを経て、1996年に(株)センプレデザインの立ち上げに参加。センプレでは主にショップのカタログなど、グラフィック部門を担当。1999年からフリーランスで活動中。大学生の娘と夫との3人暮らし。
パンテラ ポータブルの選び方ガイド
素敵な空間には必ずある、Louis Poulsenのパンテラポータブル。「ほしい気持ちはあるのに、色もサイズも多くてなかなか決められない・・・」そんな方必見!センプレ流パンテラポータブルの選び方、まとめました。
詳しく見る