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第21回 どう使う?自分だけのカスタマイズノート


フレックスノート

最近、手で書くことがとても少なくなった。
仕事でもプライベートでもパソコンやスマホを使う頻度が高く、一日中マウスを握りキーボードを叩いている日が多い。書類のやりとりはメールやチャットツールだし、この原稿だってパソコンで打ち込んでいる。私の周囲でも普段から手書きが基本です、という人はほとんどいないのでは?という気がする。今や小さな子どもまでもがスマホやタブレットを使いこなし、学校の授業でもパソコンを教える時代だ。
しかし… 手で書くのとキーボードを打つのでは脳の働いている場所や活動領域に違いがあるという。手書きの方が脳を活性化させ、記憶力や理解力を高めるのだそうだ。手で書くことで心身のコンディションを整え、知性を引き出すというジャーナリングがよく話題になっているが、実際手で書くという行為は記憶にも残るし一つ一つをじっくり考えたり、見直したりする機会も増えるような気がする。

そして実をいうと、私は紙物が大好きだ。紙は五感を程よく刺激してくれる。手触りやめくった時の音、匂い、色合いなど、すべてがすっと馴染んでくれる。本や雑誌は電子ブックより紙に印刷されたものの方が良いし、他のものはともかくとしてスケジュールだけは、私の場合はスマホアプリなどを使うよりもはるかに手帳の方が管理しやすい。慣れもあるのかもしれないが、鉛筆で書いて消してまた書いてという好意も好きだったりする。


このFLEX NOTEはカバーが3サイズ、リフィルが8種類あって、自由な組み合わせでカスタマイズできるアップワードノートだ。ディスクと呼ばれる円形のパーツに紙を押しはめたり引き抜いたりして着脱することができる仕組みで、このようなタイプの綴じ方をディスクバインド方式というらしい。日本ではあまり馴染みはないが、実は70年も前にベルギーで開発されたもので、欧米では結構普及しているという。

このようにカスタマイズできるノートはシステム手帳やルーズリーフが一般的だが、このFLEX NOTEとそれらの違いの一つは紙の大きさにある。一番大きなD7タイプはほぼA5サイズだがディスクにかかる部分を除いた紙の有効寸法がA5サイズになっている。普通のシステム手帳やルーズリーフだと用紙全体の大きさが規格寸法でそこにリングがかかるため、実際使える部分は横幅が一回り小さくなる。しかし、FLEX NOTEのD7は書き込める面積がまるまるA5サイズ分あるのだ。
また、サイズの違うD3・D4タイプの用紙は並べるとD7用紙とぴったり同じ大きさになり、D7のノートに使用することもできる。なので、いろいろなリフィルを組み合わせて使っていくとかなりカスタマイズ性が高くなり、自分だけのオリジナルなノートを作ることができる。
例えばD3・D4のノートをメモ帳として使いD7ノートと併用すれば、書いたメモをD7ノートに移動させたりピンナップしたり、またもとのD3・D4ノートに戻したりなんてこともできてしまう優れものなのだ。

ということで、今回はプロジェクトワークノートとして使ってみた。東京にあるオーガニックレストランのウインドウに、娘がイラストを描くというお仕事。打ち合わせメモから始まりアイデアスケッチからスケジュール管理、タスクリストなど。いろいろな要素のものを一度に整理できる。最後に完成の写真を貼ってプロジェクト完了。そのまま保存しておけば後で見返す時にも便利だし、リフィルを追加すればまた新しいプロジェクト用にも使用できる。

見た目もシンプルでデザイン性も高いFLEX NOTE。表紙は本革で厚みもあり、かなりしっかりしている。シックな色合いはきっと使っていくうちに良い味わいになり、ひときわ愛着も出てくるだろう。
アイデア次第で様々な使い方ができ、持っているだけでワクワクしてくる。そんな ノートが1冊あれば手書きをするのが、楽しみになってきそうだ。

>おわり

ご紹介アイテム

□ FLEX NOTE

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センプレ創立メンバーで、現在フリー・デザイナーの小林さん。そんな内からも外からもセンプレをよく知る方に、時には感性鋭いデザイナーの目で、 時には一家を支える主婦の目で、センプレの扱っている商品のことを定期的に書き下ろしていただきます。

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文と写真 小林千寿子 / フリーランス・デザイナー


神奈川県在住。 グラフィックデザイン会社、(株)ゼロファーストデザインを経て、1996年に(株)センプレデザインの立ち上げに参加。
センプレでは主にショップのカタログなど、グラフィック部門を担当。 1999年からフリーランスで、活動中。 大学生の娘と夫との3人暮らし。