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第11回 春を待ち望む、きれい色のウールフェルト

HEY-SIGN

大寒もすぎ梅の花がほころび始めると春がそこまで近づいてきた感じがして、ちょっぴり嬉しくなってくる。お店には春のファッションが並びはじめ、街が段々と華やかな春色に染まっていく。しかし、まだまだ外は寒い冬。 温もりが恋しく、コートが手放せない。けれど気分は春。とにかく春が待ち遠しい。そんな季節にはこのフェルトの雑貨たちがピッタリだ。


ブランド名は「HEY-SIGN (ハイサイン)」。ドイツで生まれたこの雑貨たちはウール100%のフェルトで作られている。フェルト以外の素材はほとんど使用していない。シンプルなデザイン。そして微妙なニュアンスカラー。そう、とにかく色が美しいのだ。

中でもセンプレでセレクトされているエコロジーカラーのバリエーション。水色(アクア)は巷によく溢れているブルー系色とは違い、少しグレーがかったそれでいて発色の美しいきれい色。アース系の色も品の良いチャコール(トープ)、杢がかったブラウン(テラ)やホワイト(マーブル)など、日本ではなかなか出会えない美しい色合いだ。私自身以前からこの色合わせが大好きで、グラフィックの仕事でも時々使用しているカラーリングでもある。それがそのままマットになってテーブルで使えるなんて、とても嬉しい。


ランチョンマットコースターは各色1枚ずつ取り揃えて家族で使い分けたり、その日の気分に合わせて選んでみたり。洋のお皿にはもちろん、シンプルなデザインだから和食器にもよく似合う。

ウールなので手に触れた時も温かい。結構厚みがあるので折りたためないという不便さはあるが、食品をこぼしてしまっても下のテーブルに届くことはなく天板をしっかり保護してくれる。


ユニークなデザインのフラワーベースは、テーブルでランチョンマットコースターとコーディネイトしても素敵だし、棚に飾っても可愛い。水色(アクア)とチャコール(トープ)の2色展開だが、どちらの色も主張がありすぎずどんな花にも不思議と似合ってしまう。HEY-SIGNの配色は自然の持つ色のインプレッションを大切にしていると、デザイナーであるベルナデット・エーマンスさんは言っている。そのカラーリングが、このフラワーベースが花を選ばない理由なのかもしれない。
また、フラワーベースは生ける花がない時に所在をどうしようかと悩むのだけれど、これならオブジェとしてそのまま置いておいても素敵。本棚などにさりげなく飾っても、アクセントになる。

それから、このペンスタンド。縦の縁を合わせ縫いにすることで横ラインがカーブを描いた形状になる。柔らかいけれどしっかりしていて弾力のあるフェルト素材を、最大限に活かしたデザインだ。おまけに裏返すと、ナント花の形に変わった。これにはちょっと感動。初めてこれを見せてもらった時は、思わず可愛い!!と声をあげてしまった。

そして、3つのサイズが1セットになっているバスケット。こういう布製の容れ物は柔らかいのでフニャっとしがちだが、これは厚みが3mmほどあるため結構しっかりしている。柔らかいということは、形状がある程度自由になるということ。中に入れる物や置く場所に合わせて多少融通が利くというところが良い。これもアクアとトープの2色展開。きれいな色合いなのでエントランスなど暗くなりがちな場所で使うと、気持ちも明るくなる。

ウールの温かみを残しながらも爽やかな春夏カラーのフェルト雑貨。テーブルに並べるとそのきれい色が嬉しくて、心がはずむ。

さて、春を待ち望みながら温かいスープでも飲もうかな。

>おわり

ご紹介アイテム

□ ウールフェルトコースター φ90

厚み5mmのウール100%でフェルトで出来ています。

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□ ランチョンマット φ350

絶妙なカラートーンでテーブルにアクセントを。

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□ ランチョンマット 450×350

100%ウールは汚れにくい衛生的な素材です。

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□ フラワーベース

自在なカットワークに、中央にガラス管を入れたアイディア。

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□ ペンスタンド

しっかりとした縫製で高品質な作りです。

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□ バスケットセット

S・M・L3個セットの小物入れ。底のマチで安定感があります。

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第17回 アウトドアだけじゃない、室内でも大活躍

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第12回 狭いエントランスを、なんとかしたい

第11回 春待ち望む、きれい色のウールフェルト

第10回 エコでやさしいメンテナンス

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第8回 幸せを運ぶ ツールボックス

第7回 軽くて丈夫な優れもの

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第5回 マルチに活躍するシンプルグラス

第4回 15年後の雨の日も…

第3回 お弁当の悩み、色いろ解決。

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小林千寿子 / フリーランス・デザイナー


神奈川県在住。 グラフィックデザイン会社、(株)ゼロファーストデザインを経て、1996年に(株)センプレデザインの立ち上げに参加。
センプレでは主にショップのカタログなど、グラフィック部門を担当。 1999年からフリーランスで、活動中。 高校生の女の子と夫との3人暮らし。
>>小林千寿子 instagramページ