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第9回 ヒュッゲな暮らしに憧れて

最近、ヒュッゲという言葉をよく耳にする。
デンマーク語で心地よいこと、楽しいこと、安心感、リラックスすることなどを表す、ちょっと概念的な言葉だ。 もう少し説明すると「心地よい時間や空間」「人と人とのふれあいから生まれる温かさ」「お気に入りの物に囲まれて過ごす幸福感」など、日常の生活の中でその場の空気や経験を表す時にヒュッゲという言葉を使うらしい。

デンマークの人たちは日常的に、このヒュッゲをとても大切にしているという。
例えばレストランを選ぶ基準はそこがどれだけヒュッゲな店かどうか、とか、週末をどれだけヒュッゲな一日にするかを真剣に考えるとか、とにかくいつもいつもヒュッゲなことを求め、そしてヒュッゲについて語っているそうだ。
デンマークはよく世界一幸せな国として、称されることがある。
それは高税率だが一生国が面倒をみてくれる福祉国家だからだという人が多いのだけれど、多分それだけではないように思う。正直言って北欧の冬はかなり厳しい。とても住みやすい土地とは言えない。しかしそんな長くて暗い冬をいかにして心地よく楽しく過ごすか。それを考え求めヒュッゲという文化を生み出した、国民性によるところが大きいと思うのだ。

では、デンマークの人たちが楽しむヒュッゲとは、具体的にどんなことなのだろう。
例えば、夕食後暖炉を囲みながら家族で会話を楽しむ。緑溢れるガーデンで、気の置けない友を呼んでバーベキュー。明かりを消しキャンドルの炎を見つめながら過ごす夜。お気に入りの本やハンドメイド作品などに没頭する、趣味の時間。心地よい空間で友人と楽しむティータイム…
実際、デンマークを訪れたことのない私は単なる想像でしかない。ヒュッゲは哲学的でありまた生き方も表すものだから、きっとひとりひとりその人なりのヒュッゲがあるのだろう。

デンマークの人たちにとってヒュッゲの拠点は家だという。もちろん外出先でも多くのヒュッゲを楽しむのだが、しかし基本は家の中。ホームヒュッゲ(デンマーク語ではhjemmehygge=イェメヒュッゲ)という言葉があるくらいで、とにかく自宅のインテリアや家で行うことをヒュッゲにするためには、お金と労力を惜しまない。 また、着るものや食べるものにもとことんこだわり、それは自然なもの、体に優しいものが理想。なので、ウールのセーターを手編みする、ジャムやパンを手作りする、コトコト長時間かけてシチューを煮込むことなどは、とてもヒュッゲなことなのだ。

そんなヒュッゲな暮らしに日本人として、とても憧れる。だが、とはいえこの日本の都会に近い場所で毎日仕事や家事に追われ慌ただしく過ごしている私にとって、なかなか暮らしに取り入れることは容易ではない。暖炉だってないしバーベキューができる庭もない。でも、今できることを少しだけやってみれば良いのだと思った。
例えば、仕事や家事の合間に自分でドリップしたコーヒーを楽しむ。たまにはTVを消しベランダでキャンドルを焚いてすごしてみる。お気に入りのアートなどを飾るコーナーを部屋に作ってみる。部屋の片隅に好きな花を飾ってみる。

毎日でなくてもいい。ほんの短い時間でも。意識してそういう時と場を作ることで、気持ちが落ち着き心が安らぐと思うのだ。

これから、寒い冬がやってくる。
まずはお気に入りのブランケットにくるまって好きな音楽でも聞きながら、コーヒーの香りを味わい陽だまりで本でも読みたいな。ヒュッゲは五感で楽しむものだから。

>おわり

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小林千寿子 / フリーランス・デザイナー


神奈川県在住。 グラフィックデザイン会社、(株)ゼロファーストデザインを経て、1996年に(株)センプレデザインの立ち上げに参加。
センプレでは主にショップのカタログなど、グラフィック部門を担当。 1999年からフリーランスで、活動中。 高校生の女の子と夫との3人暮らし。
>>小林千寿子 instagramページ