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第1回 たかがピーラー、されどピーラー

#2. PROREXソフトスキンピーラー【取扱終了】 / ミネストローネ編
冬生まれの娘はとにかく夏野菜が嫌いで、小さい頃はほとんど口にしなかった。なんとか食べてもらおうと、調理の仕方を変えたり味付けを工夫したりしたけれど、全然ダメ。とにかく、きゅうり、トマト、なす、いんげん、とうもろこしなど、いわゆる夏野菜というものは嫌がってほとんど食べなかった。

色々悩んだがある時知人から「小さい頃は本能で食べ物を選ぶから無理に食べさせなくてもいいんだよ」という話を聞く。冬生まれの娘は体を冷やす夏野菜を、あえて食べないのでは?という話に目から鱗が落ちた。真実かどうかはさておき、まあ食べなくてもとりあえず元気なのだから今は無理に食べさせなくてもいいか、とそのままにしておいた。

子どもの味覚は成長につれ変わってくる。小さい頃あんなに夏野菜を嫌がった娘も、高校生になった今では大分食べれるようになった。しかしなぜか、トマトだけは好まない。

きゅうりもいんげんもとうもろこしも克服したのに、トマトは匂いを嗅ぐだけで気持ち悪くなるらしいのだ。
栄養満点だし、少しでも食べてもらえないかと色々考える。大体ケチャップは大丈夫なのだから、トマトだって食べられそうなものだけれど。

そんな娘のために考えたレシピは、ミネストローネ。
玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツをたっぷり入れた、赤いスープ。スープの赤色は、もちろんトマトの色だ。小さい頃はミネストローネも嫌がったけれど、果たして今はどうかな。

トマトのスープを作るとなると、まず必要なのは皮むき。今までは湯むきをするのが面倒で、いつも缶詰のトマトを使っていた。もしかしたらこれがダメなのかな?とも思ったが、やはり湯むきは大変。何か良い手立てはない物か?と考えていたのだが…。PROREXソフトスキンピーラーだった。
いや、トマト用のピーラーの存在は知っていた。でもちょっと半信半疑だった。だってあんなにツルツルした柔らかい素材の皮が、本当に剝けるのか?
買ってみたけれど使えなかったなんて経験は、よくあること。しかし、私の思い込みは簡単にぶち壊された。
なんと、あの柔らかなトマトの皮がいとも簡単にスルスル剝けるではないか。
刃の上下のギザギザが皮をしっかりキャッチして、スルッと剥けていく。おお!気持ちいい!!なんでもっと早く、これを使わなかったのだろう。思いっきり後悔。

トマトの皮が容易に剝けるのなら、あとは簡単。野菜とウインナーを細かく切ってオリーブオイルで炒め、水とローリエを入れて煮込む。火が通ったらカットしたトマトとブイヨンを加え、塩胡椒で味付けしてできあがり。果たして娘は食べてくれるか?

一口食べて「美味しいよ!」と娘。やった!!
いや、 ソフトスキンピーラー様々 だ。フレッシュトマトのみを使ったため、サラッとすっきりした仕上がりになったのが、良かったのだろう。

こうして我が家のレシピが、一つ増えた。そしていつか、今度は生のトマトを食べてもらえるように頑張ろう!と心に誓ったのでした。
>おわり

ご紹介アイテム

□ PROREXソフトスキンピーラー【取扱終了】
刃と本体オールステンレス。ダブルのギザギザ刃が皮をしっかり捉えるため、従来のピーラーが苦手とした柔らかな素材も驚くほどスルスル剥けます。トマトの湯剥き、キウイやマンゴーなどの果物にもOK。

センプレ創立メンバーで、現在フリー・デザイナーの小林さん。そんな内からも外からもセンプレをよく知る方に、時には感性鋭いデザイナーの目で、 時には一家を支える主婦の目で、センプレの扱っている商品のことを定期的に書き下ろしていただきます。

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文と写真 小林千寿子 / フリーランス・デザイナー


神奈川県在住。 グラフィックデザイン会社、(株)ゼロファーストデザインを経て、1996年に(株)センプレデザインの立ち上げに参加。
センプレでは主にショップのカタログなど、グラフィック部門を担当。 1999年からフリーランスで、活動中。 大学生の娘と夫との3人暮らし。