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パウダーコートされ折り曲げられた3枚のアルミニウムシートで構成されてる幾何学的なフォルムは、イサム・ノグチが伝統的な日本の折り紙からインスピレーションを受けたデザインです。上から見ると、3つのダイヤ型から六角形の風車のような形が現れ、その下部はまるで折り紙のように折り込まれた三角形の脚になっています。3つのパーツから構成されるこのテーブルは立体的なモザイクのような印象です。
今回の復刻では、イサム・ノグチがデザイン当初に思い描いていた濃淡ある3つのグレーが組み合わされ、まさしく万華鏡のようです。
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1904~1988年。
イサム・ノグチは1904年、ロサンゼルスにて、日本の詩人、野口米次郎とアメリカの作家、レオニー・ギルモアの間に生まれました。
初めて自身のスタジオを設立した後、1927年にはグッゲンハイム奨学金を取得。ノグチはパリでコンスタンティン・ブランクーシのアシスタントとして活動し、ニューヨークで初の個展を開催しました。更に中国で筆絵の勉強をした後に日本に渡り、陶芸家、宇野甚松の下で陶土の作品を制作しました。
イサム・ノグチの類まれなる普遍的な才能は、彫刻作品だけに留まらず、舞台セット、家具、照明、インテリア、そして広場や庭園など多岐にわたる作品に見てとれます。彼の作品は自然の造形物を思わせるフォルムが特徴で、1950年代から今日までのデザイン史に影響を及ぼしました。
「私の父、野口米次郎は日本の詩人であり、詩を通して東洋と西洋をつなぐ架け橋のような存在でした。私は詩ではなく、彫刻や造形作品を通して同じことをしたいと考えています。」とグッゲンハイム奨学金の申込書に記しました。
1988年、イサム・ノグチはニューヨークでその生涯を終えました。
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